ロン毛の良し悪し。
今年の春先に、特に深い理由もなく「しばらく髪を伸ばそうかな」と思い立った。
夏前に長めのボブを越えて後ろで束ねられるようになり、7月のアタマには妻に頼んでバリカンでツーブロックにしてもらった。最初は「責任が持てない」と固辞されていたのだが、失敗したら美容室に行くだけだよと頼み込んだのだ。今では慣れたもので、2週間に一度くらいのペースでバリカンを操って手入れしてくれている。
これまでも髪を伸ばしたことは何度かあるけど、後ろで束ねられるほどの長さを4ヶ月以上もキープしたのは初めてかもしれない。なんというか(妻のメンテナンスありきだけど)とてもラクなのだ。というわけで、メリットとデメリットを並べてみる。
メリット
寝グセがつかない
寝グセがつかないのか、ついても目立たないのか。ショートだと寝グセがついたらシャワーを浴びないと収集がつかないけど、ロングならその心配はない。もしクセがついたとしても、束ねてしまえばそれでOK。
スタイリングがラク
軽くブラッシングして、必要なら少しワックスかワセリンを馴染ませて、後ろでひとつに束ねる。手間いらずだしクオリティも一定である。寝グセ処理も合わせると、ショートと比較して身支度の時間がずいぶん短縮できる。
頭が小さく見える
僕の場合、ロング=後ろで束ねるというのが前提なので、自然と頭のシルエットがキュッと小さくなる。ヒキで見たときに、全身のバランスがよく見える(はず)。
デメリット
シャンプーとドライヤーが手間
当然のことながら、ショートと比べると手間と時間がかかる。シャンプー&コンディショナーはもちろん、乾かすのもベリーショートだったらタオルドライだけで済んでしまうことを考えると、比較にならない手間である。
抜け毛が目立つ
元々しっかりした髪質で、毛量もかなり多い。今のところ薄毛の心配はないのだけど、一日束ねていると髪をほどいた時に抜け毛が目立つのでたまにドキッとする。目立つだけで、抜けている本数はショートと変わらない……ことを祈る。
ヘッドレストに干渉する
例えば車のシートやハイバックチェアなど、頭の後ろまで背もたれのある椅子に座るとリラックスできない。束ねたしっぽがぶつかって邪魔になるからだ。そんなわけで、運転中は髪をほどいている。
……とまぁ、こんな具合。特にオチもない、手慰みのような雑文でした。
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