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鬼ごっこは教育ツールになる?
イジメられている?遊んでる?
昨日を息子をこども園に迎えに行ったら、年上の子供や同じクラスの子供と鬼ごっこをしていた。
息子は彼らに指さされながら、「りんりんが鬼~」と言われていて、私から見ると「あれ、ちょっとイジメられている?」という感覚があった。ただ本人はあまり気にしていない様子。
ハッとさせられた言葉
今朝、息子に「鬼ばっかりやらされたら、そんなのつまらないって言っていいんだからね」と伝えてみた。
すると想像を超える答えが返ってきた。
「なんで?鬼って面白いんだよ!だって、捕まえると仲間が増えていって、もっと捕まえられるようになるんだからね。」
こんな答えが返ってくるとは思っていなかったが、問題はどこにあったのか。すべて私にあったのだと思った。
課題点を自己分析してみる
これを踏まえて自分なりに何がダメだったか考えてみた。
・ 息子がいじめられている可能性を探るためとはいえ、決めつけたコミュニケーションをしたこと
・ 鬼ごっこのルールを聞かなかったこと(自分の過去で決めつけたこと)
できるだけ推測で決めつけないで、本人に話してもらうところからコミュニケートすることが大事だと改めて反省。
息子の言葉からの気づき
反省しつつ、息子が言ったことはまさに社会で求められる行動と似ている?といったよくわからない感覚も生まれた。
・鬼というマイノリティから、捕まえると仲間が増える巻き込みの体験
・増えた仲間との協働の体験
こう考えると、『なんと素晴らしい体験なのか!!』と感動を覚えた。これを体系化して教育に活かしたら、遊びながらコミュニケーションや社会性を育むことができる可能性を見た。
コロナ禍で子どもが通園できない日が増えてしまっているが、こういった経験の機会が失われていると思うと、本当に残念に思うし何かすべきだと考えさせられる。
子どものためにできること、みんなどんなことをしているか、情報を持ちあって共有できる場が必要かもしれない。(あるのかもしれないが)