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思考錯誤(日記のような…)

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<我思う故に我あり>の手段を考えていると<我書く故に我あり>が採用されます。「書く」という手を動かす動作がどれだけ脳を回してくれるかの魅力に気づくのです。そんな書き物。
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#記者

町工場の社長から受け取ったものを(2020/4/30)

ガシャン!プシューーガシャン!プシューーガシャン! 町工場に響く板金加工マシンの規則的な…

ビジネスを気取るぐらいなら、窓に花を飾ろう。(記者の逡巡録)

僕が学んだ記憶では、<経済活動>とは、「信頼」できる仲間を作っていく行為であり、「商品」…

「明るいニュースも必要ですもんね」と新商品発表会で広報の方に、あまりに純粋に同意を求められたので「本来、報道は暗いものですよ」と本能的に切り返してしまい言葉足らずで反省。「記者は困った人のための商品や政策を伝えるのが仕事ですから『ニュースの明るさ』は関係ないんです」でした。

お金儲けが得意な「ビジネスマン」ではなく、お金にならないことで世直しを目指す「市民」が、取材対象ですから。経済の記者なので。

OB訪問に来た東大生の質問に、テレビ記者がかなり真剣に答えてみました。

【東大生からテレビ記者に質問①】「OB訪問をさせていただきたいのですが?」「はい。是非お願…

【東大生からテレビ記者に質問⑤】「人々に与えた影響をどのようにして測っているので…

「まさか『視聴率』を信じているなんてことは今更ないですよね?」という質問の次の段階の質問…

【東大生からテレビ記者に質問③】「人々に興味を持ってもらうために工夫していることは何でしょうか?」

たとえば「平成最後の○○」と死んでも言わないことです。死んでも。 なぜなら、もし言ってしまったら「死んじゃう」からです。 「誰でも言いそうなこと、誰が言ったのか特定できないこと」を言う人は、そうすることを通じて自分が「いてもいなくても大勢に影響がない人間」(中略)であることを自己申告しています。(内田樹) 恐ろしいことです。雰囲気に流されて軽いノリで口にした言葉のせいで、自分が少しずつ消えていきます。つまり、僕が私淑する内田先生の上記の指摘を裏返せば、それが東大生の質問へ

その事故や事件で<困っている人>は誰なのか?
記者の方には、必死で現場に駆けつけている途中、30秒間考えてほしいのです。原稿の5W1Hを完成させるための情報集めに没頭する前に。<困っている人>を意識できていれば、質問の内容やカメラの向け方による「マスコミ二次被害」を減らせます。

【東大生からテレビ記者に質問②ー2】「情報を一般の人々に届ける上で大切にされてい…

「あなたの鼻唄になりたい」 シンガーソングライターに憧れていた頃、こんな恥ずかしいことを…

成熟したい経済記者の理想論のような話

「ちょうどこの日は〇〇記念日でして~」 「政府から賞をもらったサービスなんですけど~」 「…

お会いしたことのない「イケメン記者」の噂が、「『ナイトプール』という言葉の生みの親のイケメン記者」という枕詞付きの噂になった途端、<イケメン度>の急上昇が止まらなくて興奮。