ボラバ日記黒川温泉編2011その6

2月16日
マオちゃんのアッシーを終え､睡魔と戦いながら無事帰り着くと駐車場に黒い影が…
この時間帯はみんな仕事のハズだし誰もいないハズなのだが…
まっいっかぁ～♪
とりあえず長距離運転の疲れを癒す為に温泉に浸かる

一時間半マッタリと温泉に浸かり､寮で発泡酒を喉ごしで味わいユッタリと夜を過ごす
そのうちヒョウも仕事を終え､真っ先に俺を蹴る!?
「ずるいよ～ひとりでネカフェ～」
ヒョウが僻んで俺に攻撃を仕掛ける!!
いやいや俺一人じゃないし､寝床代わりに利用したんだから､そんな事で僻まれても…
とりあえず土産を渡して､落ち着かすとココアを飲んで温まりながら､食事出しの予習復習をしだすヒョウ
ふぅ～何とか誤魔化せた(^ω^;
2月17日
気が付けば黒川温泉に来て一ヶ月を迎えた朝
午後から出勤なので､とりあえず下界に降りて用事を済まし､黒川温泉街に戻る

この日は､お宿のし湯にて温泉を借りて､贅沢な朝風呂を一人でマッタリと過ごす
そして仕事に出ると俺待ちだったらしくミーティングが直ぐに始まる
でもあまり意味のないミーティングで､必死になっていたのは正社員の安元氏だけだったw
ミーティング後は客室前に流れる小川をデッキブラシで延々と掃除する
お陰で二月の寒空の下で汗だくにカロリーを消費出来ました
小川清掃の後は客室確認
一部屋ずつチェックを入れるがその後にヤヘイにチェックを確認される新人の辛さ…
でもまぁ～あまり見落としもなく問題はなかったみたいだがw
そしてお客様の出迎え&茶菓子の調理&お部屋案内とc/i作業を済ますとこの日二度目のミーティング
でも必死なのはやっぱり正社員の安元氏だけw
夕方の賄いを食べた後はヒョウと二人でお客様の夕食出し
出すタイミングが早くて板長に怒られたけど､お客様はとても満足してくれていたのが救いだ
お客様も部屋に帰られて､バタバタと後片付けをして､二十一時半過ぎには寮に戻り､二十二時に始まる番組に備えてマッタリと過ごす
そして秘密の嵐ちゃんが始まると同時にヒョウが訪問
一人デカイ声を上げて笑う
そんなボラバイト生活一ヶ月目
2月18日
朝食出しの作業から始まる金曜日
お食事処の掃除､この日宿泊する部屋のメンテ･チェックアウト部屋の回収･客室風呂の清掃と孤軍奮闘する俺
あっと言う間に昼が過ぎて､客を迎えに行く時間に…
バタバタ迎えに行き､無事宿に送り届ける
此処で俺の勤務終了♪
寮に戻り､一時間ほどマッタリとしてると仕事を終えたヒョウが登場
一緒に下界に買い物へ向かう
適当に買い出しをしていると後ろから「何を買ってるんですか」と声を掛けられる
振り返ると普段ダンディーな支配人が普段着で立っていた
そんな支配人はほっといて買い物を済まし､黒川温泉に帰る
帰り道の途中で､やまびこ旅館で温泉に浸かる
時間が時間だけに宿泊客の夕食タイムだった為､貸切状態でユッタリと浸かれた
湯上がり後､残念だったのはマスコット犬のモモちゃんに会えなかった事だ
今度は昼にでも来るとしよう
寮に帰り､夜食とお酒を頂き､夜をユックリと過ごしてるとヒョウお眠になる
俺の低反発枕を自分の部屋に持って帰りやがった…
その後すぐにマオが現れるが､ヒョウが居ないと知るとまっすぐ自分の部屋に帰った…
そしてこの日も一人寂しく寝る事になる
2月19日
十時と言う中途半端な時間に出勤をすると女将に捕まり､何故か食事出しのテストをやらされる…
女将が相手とちょこっと緊張した結果早口だけを気を付けてとの事でした
それから客室風呂を掃除して中抜け休みに
するとプーさんが熊本入りしていると言う事で残り一時間の休憩と云う短い時間の間に同浴する為に山河旅館へ

十三時半前､プーさんと合流し､一緒に温泉に浸かる事が出来たが､わずか十分だけの入浴だったのは此処だけの話
別れ際に陣中見舞いとして発泡酒の金麦を頂き､急いで職場に帰る
プーさんありがとう♡
救援物資を持って来てくれるのなら毎週黒川に来なっせ♪
でもこの事をヒョウに話すと「私には何もありませんでしたか？」とちょいと不満気だったw
和らくに戻るとすぐに現場復帰をし､途切れぬお客様を迎え､部屋に案内する繰り返し
時には茶菓子を作ったり､時には抹茶を立てたりと僅か一ヶ月でかなり旅館スキルが身に付きマルチに活躍する俺
何をやってもこなしてしまう自分が怖いw
この日は九組の宿泊だったが､夕食も前回ほどバタバタせず､落ち着いて対応出来たと思います
さて仕事も終り､久し振りに俺の部屋に集まってヒョウとマオと三人で呑むが､酒の肴はマオのノロケ話…
ヒョウは横になり半分眠り､俺はケータイを弄り､話半分しか聞いてなかったw
そんな一人ハイテンションのマオをよそに夜は更けて行く…
2月20日
九時出勤でお食事処に入るが落ち着いて人数も充分そうだったので､俺はシーツ回収の方に回る朝
まぁ～状況判断ってヤツですな♪
やがて朝食も終わり後片付け･清掃と次から次へと仕事が出来るがもう手慣れたもんです
状況を見て､客の見送りに回ったりと実に楽しく仕事が出来てます♪
すべての客を送り出し､客室のメンテに入る
あれこれとメンテをしていたらすぐに十二時半､午前の勤務終了である
昼食を摂って､温泉にマッタリと浸かる
温泉から上がると午後の出勤前にヒョウの部屋チェックに立ち会う為にサービス出勤
そして食器チェックを済ましてからタイムカードを押す
そこから風の舎に客を迎えに行き､部屋案内･出迎えとチェックイン作業に精を出す
十七時を過ぎるとヒョウとマオと俺の働き始めて三ヶ月未満の新人トリオで和らくを任せられる無謀な高級旅館w
幾らこの日の宿泊客が三組だけだと言ってもベテランは一人欲しい所だ
そんな事を考えていると立ち寄り湯に七人の若者が現金で入浴しに来た
タオルも一枚三百円で貸し出し､とっても美味しい客だった
しかし美味しいのはここまでだった
湯上がり後の七人のうちの一人が水を一杯と厚かましく頼んできた
当旅館はその様なサービスはおこなっておりません
露天風呂近くに自動販売機がありますよ…
等とは言えず､お水を出すマオ
おかわりを頼む図々しい客に不機嫌になりつつあるマオ
しまいには二人～三人と厚かましさがグレードＵＰする連中
結局七人全員に水をサービスをして､ロビーでは高級旅館とは思えぬほど騒ぎ立てる迷惑な奴らにとうとう笑顔が消えたマオ
どんな客だろうとスマイルを忘れてはイケませんぞ
そうこうしてると宿泊客の夕食タイム
今回で六回目のお泊まりの常連だが､前回宿泊した際にスタッフの話し声が煩いと怒ったらしく､緊張の夕食タイムとなったが､常連は終始ご機嫌で他の宿泊客も合わせて問題なく食事を終えた
後片付け･清掃を済まし､この日のお勤め終了
そんな俺の部屋でまた酒盛りをして､一日を終えたボラバイト生活34日目
2月21日
朝食準備に三組のお客様を一人で配膳に､そしてお食事処の掃除とお客様の送迎､チェックアウトの見送り､シーツ回収にメンテで追われた午前中
午後は先日､客室前に流れる小川をデッキブラシで洗ったばかりなのに､また洗えとの御達しの為､川を堰止めてひとり汗だくになりながら川を洗う
体が熱くなったのでユニフォームを脱ぎＴシャツ一枚になってると「ひとりだけ季節が違う」だの「夏男」だの好き勝手な事を言われる…
川掃除が終わると夕食準備､お客様の出迎え､部屋案内､その他時間調整作業をして十六時半
そしてこの日の仕事終了したので部屋に戻ってヒョウと鍋をつつく
食後はマオちゃんも加わり､下界にドライブがてらショッピング
レンタルショップでＤＶＤも借りて帰ってから､ダーリンは外国人を鑑賞する
ヒョウは途中でリタイアしたが､俺とマオちゃんは眠い目を擦りながら何とかラストまで鑑賞し､お開きとなる
2月22日
客室の外灯を消して､そのままメンテ､ゴミ回収､風呂掃除､夕食準備､客室チェックをのんびりとして十五時､勤務終了
この日は半ドンだった為､温泉街に繰り出して､ふじ屋の温泉に浸かる

湯上がり後は相変わらず､南城苑の足湯に浸かり､おでんを食べてマッタリと過ごす
後藤酒店にて立ち読みして時間を潰してたら体が冷えてきたので､にしむら旅館で温泉に浸かる

貸切状態でマッタリ浸かってると､ついついウトウトしてしまって溺れそうになったのはここだけの話
寮に帰り､一人寛いでビールをチビチビ呑んでたら､いつの間にか寝ていた
この日は何故こんなにも眠いのか考えてみたら単に寝不足なのだと明解な事だった
ふと目を覚まし､ボ～ッとしてると､仕事上がりのヒョウと部屋で仮眠してたマオちゃんが立て続けに俺の部屋に訪問
二人が各々適当に俺の部屋で寛いでいる間に俺は露天風呂にひとり浸かりに行くなどをして一人を好んだ夜