北九州ライフ2013その4
12月28日
深夜に到着した北九州
少し雪の降る悲しき夜
寝なきゃ寝なきゃと思いつつ寝つかれぬ夜
シンシンと降る雪を眺め、想い出と共に時間が過ぎて行った
朝八時…
学生時代の友人・犬丸に連絡する
この日の予定やら聞いてから外に出る
雪が舞っていた…
北九州ってこんなに雪の降る街だったかな…
トボトボと戸畑へ歩いて行く
すでに戸畑イオンが開いていたのでテナントの店でコーヒーを飲んで自分を落ち着かせる
十二時、久し振りに犬丸と逢う
お互い状況が分からぬまま、小松に拾って貰い、黒崎で山崎と合流
そして亜希のマンションへ
そこには小・中・高と同じ学校に通い、共に青春を過ごした戸上の遺骨が…
前日に犬丸から知らされて動揺していたが、あっきん家で俺主催でウニ飯パーティーをしていたからすぐには北九州には帰れなかったが、この日はたまたま酒を摂取していなかったので皆に謝り、北九州に戻って来た次第で…
虫の知らせだったのかな…
だけど実感が無くて…
戸上は自殺をしたのだけれど、命を断ったのは十月二十一日
たまたま小松が亜希に連絡して、俺にも伝わって来たが、下手したら戸上の死すら気付かず年を越していたかも…
遺骨を見せられても実感湧かず
涙も出ませんでした
事の経緯を聞いたが、まさかそんな事になっていたとは…
ただただショックでした
みんな色々と亜希を慰めていたけど、俺だけは沈黙し、ショックを隠し切れなかった
社会に出て、そんなに交流なんてなかったけど、やはりたまに逢ったら馬鹿話をしたりして笑いあえる
昔話に華を咲かせる数少ない友人の突然の訃報
ただ悲しくで悔しくて仕方ありません
でも涙は出ません…
実感がありません…
遺骨に手を合わせて茫然自失…
皆も実感が無かったのでしょう
時には笑い話になったりしました
三時間くらい妹の亜希に話を聞いて皆で想い出話をしました
話が尽きませんが、それぞれみんなも生活もあるので名残惜しいが解散します
しかしこんな時にしか集まらないのも悲しいものですね
時間を見たら十六時…
本来の北九州に帰って来た目的、北Q会の忘年会に間に合いそうなので小倉に向かいました
プーさんにオガティ・明石夫妻・児玉夫妻と七人で忘年会
駆け付け三杯ではないけれど、生ビールをクイックイッと呑み干す
前日のウニ飯パーティー以降食事を摂ってなかったので早々に酔います
そして少食の俺には多過ぎる料理の品々にバカ喰いします
二時間半の北Q会の忘年会はあっという間でした…
オガティを駅まで送り一人になるとタガがハズレてしまいました
号泣です…
人と付き合って行く以上、別れは向き合っていかねばならないのは重々承知しているが、寿命ではない別れは何度味わっても辛いものです
中学の頃の友人を病で失いました
大好きだった彼女を事故で失いました
父は病気を苦に自殺をしました
もうこれ以上、寿命で命が尽きる以外で愛する人を…親しい人を失いたくありません
どうか命を大事にしてください
人生をまっとうしてください
そんな2013年、最大の悲しい出来事の一日
そんな淋しい夜
人間…生きてなんぼだよ…
バカヤロー。゚(゚´Д`゚)゚。
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