見出し画像

飲食店集客を加速させる!インスタグラムで取り組むべき"UGCの生成"とは

こんにちは。
普段は数十社のSNS運用のコンサルティングや飲食店などの実店舗ビジネスのマーケティングを担当しています。
これまでに多種多様な業種におけるSNSマーケティングを担当してきた独自の知見をSNSマーケティングの現場でよく使われるフレームワークや手法と織り交ぜながらお話しできればと思います。

SNSの発信で躓いてしまっている企業様のSNS担当者の方や個人での発信で悩んでいる方の参考になれたら幸いです!!

LINE@では気まぐれで返信をする無料のSNSコンサルティングも行なっていますのでぜひ登録してみてください。

ところで…

皆さんインスタグラムをビジネスで利用していて"インサイト"って見たことありますか?インスタグラムを運用している方は

・インプレッション
・Webサイトタップ数
・いいね数
・保存数
・投稿のインタラクション
・フォロワーの増加数

これらの数値に重点を置いている方がかなり多いです。実際にインスタグラムを運用している担当者の方にお話を聞いてみると「フォロワー数がなかなか伸びなくて悩んでいる」「投稿の保存数がなかなか上がらない」そんなお悩みを耳にすることが多々あります。

これらの数字は確かに重要な指標の一つですが、効率よくインスタグラムを運用していく上で注力するべき施策はこれらの数字だけではあまり見ることができません。

今回はインスタグラムでのマーケティングや広報を担当していて運用に悩んでいる全ての方に「認知の伝播効率を圧倒的に引き上げる"UGC"の理解と生成」についてお話します!

情報の信頼度は発信源により大きく異なる

2020年3月ごろから突如として日本に蔓延した新型コロナウイルスの影響で国内に限らず、世界中の人の生活様式が一変しました。
これまでオフラインで得ていた情報の多くはオンラインになり、それと共に消費行動も大きく変化し、オンライン上での購買機会が大きく増加しました。

かく言う私も新型コロナウイルスが爆発した頃からamazonであったり楽天市場を利用して買い物をする機会が多くなり、「こんなにオンラインでの買い物って楽なんだ」と感じた経験があります。

新型コロナウイルスが流行しこれらのような影響の他にもアフィリエイトやステマ、インフルエンサーによるPRなどEC事業が加速したため、ネット上にはありとあらゆる情報がありネット上の口コミはもはや信頼できるものではなってきました。

これらにより今、ユーザーの購買決定にはインフルエンサーによるPRや投稿ではなく「身近な人物のSNS投稿」の方が良い影響を与えることができます。

さらには企業向けUGCプラットフォーム大手のStacklaが行った調査では、旅の目的地を選ぶユーザーの約9割が友人や家族、同僚など身近な人のSNS投稿写真を「きっかけ」として、特定の旅行先に興味を持つという結果が出ています。

画像1

さらにこれらを見てわかるようにUGC(ユーザー生成コンテンツ)の影響度は2年間の間にも1.5倍になっているのがわかります。

さらには2014年の有限責任監査法人トーマツとデロイトトーマツ コンサルティング株式会社のTMTグループが行った各国のメディア利用動向の調査ではすでにいずれの国も「家族、友人、知人からの推薦」が最も高い結果となりました。

画像2

何が言いたいかというと、今の時代は「企業発信の情報のほとんどには価値がない」と言うことです。それどころか業界によりますが生半可なインフルエンサーマーケティングではほとんど効果が望めません。

いくらインスタグラムの更新やストーリーの更新を続けても"UGCの生成"につながらなければ最大限の効果は望めないのです。

UGCとは何か

画像3

ここまで"UGC"と言うワードを多用していましたが、そもそもUGCは何か知らないインスタグラムの担当者の方も多いと思います。

UGCとは「ユーザー生成コンテンツ」のことを指します。簡単に言えばお客様のSNS上での投稿やストーリーです!今までネット上では口コミと言われていたものです。

・お客様のInstagramのストーリー
・お客様による店舗の写真を用いたフィード投稿
・お客様のリール投稿

これこそが現代のインスタグラム運用の真髄であり、いかにUGCを生み出していくかが、最も考えなければいけないポイントです。

飲食店経営者が考えるべきUGCの生成の仕組み化

画像5

では飲食店の経営者やインスタグラムの担当者は何を1番に考えるべきなのでしょうか?

それはズバリ"UGC生成の仕組み化"が重要であると僕は考えています。
インスタグラムにおけるUGCの生成に力を入れている店舗はまだまだ少なく、早ければ早いほど効果が出やすいと考えられます。

しかし、実際にどのようにすればUGC生成の仕組み化ができるか考えることはなかなか難しく、特に、UGCを生成するほとんどのユーザーが20代〜30代であるため、SNSなどに触れてこなかった経営者、担当者にとってはどのようなものがUGC生成に繋がるのか感覚を理解することは容易ではありません。

ここからはどのようにすればUGC生成の仕組み化が可能かお伝えできればと思います。

各業態のUGCを研究する。

例えばあなたが渋谷で焼肉屋を経営している場合、インスタグラムで #渋谷焼肉 と調べてみてください。
#渋谷焼肉 と調べてみると約1万件(2021年8月17日現在)あるなかでハッシュタグの上位を獲得しているのはこのような投稿でした。

画像4

ここでは、ハッシュタグの上位に乗ることが重要ということではなく、ユーザーが写真を撮りインスタグラムに共有している写真がどういった写真なのかを研究することが重要です。

このハッシュタグ上位を獲得した写真を見てみると綺麗な盛り付けをしている写真や、お肉とお肉の間にレモンを挟んでいる写真、下から2段目の真ん中には船に盛り付けてある様な「思わず写真を撮って広めたくなるような」写真が多いことが見受けられます。

「え?そんなことでいいの?」と思うかもしれません。しかしそれだけでも良いのです。インスタグラムの多くのユーザーは自分しか知らないもの、自分が良いと思ったものの写真を撮り広めます。
まずは、自身の競合店舗はどんなことをやっているのか、どこに勝機があるのか研究してみましょう。地方で経営しているのであれば都内のUGCを研究し地方に持っていくのも効果が見込めます。

お客様とリアルに繋がる

お客様とコミュニケーションはとっていますか?このコミュニケーションをとっているのかとっていないのかは今後、UGC生成と言う観点でもかなり重要になってきます。

さらに言えば店舗でお客様にインスタグラムの存在を認知してもらっているかどうか、まずは今来ていただいているお客様とインスタグラムで繋がってみましょう。

例えば営業中にお客様のお写真を店舗のスタッフが撮影し、「お店のインスタグラムに載せても良いですか?」とお聞きしてついでにインスタグラムのユーザーネームも聞いてしまいタグ付けしてしまえばいいのです。そうすればお客様のインスタグラムにタグ付けされた通知が届きお客様が自身のアカウントでシェアしてくれる可能性が高まります。

それだけでもUGCの生成に繋がるのです。

小さなサプライズを準備する

画像6

あなたがお客様だったらどの様なサプライズに心がワクワクしたり、思わず写真を撮って友達に自慢したくなるでしょうか?

ここで言うサプライズとは何も大きなクラッカーでお祝いをすると言うわけではありません。ほんの少しのサプライズでいいのです。
例えば、お客様の前でお魚を炙るパフォーマンスをする。ラーメン屋であれば海苔に感謝の言葉をプリントする。焼肉屋であれば玉手箱からお肉を出す。などほんの少しでいいのです。

あなたのお客様がワクワクすることや写真に残したくなる"体験"を生み出してください。


ここまで読んでいただきありがとうございました!LINE@では無料でSNSコンサルティングを行なっておりますのでSNS関連で発信方法や個人または飲食店などアドバイスできたらと思いますのでお気軽にご質問ください!

SNSに関する相談はこちらから▶︎▶︎https://lin.ee/5d3UtJc


この記事が参加している募集

#スキしてみて

525,537件

「感謝で人はつながる」を理念に全ての大学生が全てのことに挑戦できる環境を推進するためのスタートアップ事業を実現するために日々、資金調達やらに必死です。応援していただける方はぜひご連絡いただけると幸いです。