Marjoram
1 「マジョラム」
本日もシソ科について。
シソ科の多年草で、地中海沿岸で最も古くから使用されていたという、
「マジョラム」について書いてみたいと思います。
聞き馴染みのない「スパイス」かもしれませんが、
見た目と芳香が「オレガノ」に似ていることから、植物学的には長らく「オレガノ」のなかにマジョラムが包含されてきました。
近年、分離する考えが提唱されています。
(スパイスとしては別の分類です。)
シソ科は変種が多いため、「マジョラム」も品種が多いです。
一般的には地中海沿岸を原産とする、「スイートマジョラム」を使用します。
「マジョラム」は古代ギリシャ・ローマ時代には、幸福のシンボルとみなされて、墓の上に「マジョラム」が生えれば、死者が永遠の幸福を謳歌していると考えられていたようです。
2 「テルピネン」
「マジョラム」は「タイム」や「オレガノ」とよく似た芳香を持ちます。
「マジョラム」の主成分は「テルピネン」です。
「テルピネン」は4つの異なる炭化水素異性体で、二重結合の位置がそれぞれ異なる。 α-テルピネン、 β-テルピネン、 γ-テルピネンとδ-テルピネンがあります。
「マジョラム」は α-テルピネンです。
「テルピネン」はアロマでもよく使用されるようです。
繊細で甘い香りです。
加熱すると、芳香感がかなり薄れるので、
調理の仕上げに使用するのがいいです。
「スパイス」は古くから親しまれ、様々な使用方法があります。
僕のスパイス観は以下に書きました。
よかったら読んでください。
これからも「スパイス」を使っていきたいです。
3 note49
5月ももう終わりですね。
なかなか充実した月でした。
色々と整理ができました。
興味をもって、継続をしていきたいと思います。
ありがとうございます!
はじめは飲食店としてのスタートしましたが、現在は製造、開発のウェートが大きくなっています。やっぱり「食」はシチュエーション。
僕は「クイックに食べれて、ヒストリーを感じれる食品」を
「SPICE」と「MUSIC」というとこから創っていきたいなとおもいます。
※運営している店舗のHP↓↓↓
※生まれ育った神戸でカレーを提供している店舗をまとめたサイトを作成しました。
これから少しづつ増やしていけるようにします。
以下のHPです。
是非ご覧ください!
THINK GLOBAL ACT LOCAL
2020・5・31
HIROKI FUKAZAWA
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?