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英文読解における本質を理解したい受験生、社会人の方へ。代々木ゼミナール英語講師・富田一彦先生の名著のご紹介。

今更ですが、素晴らしい名著だと思います。私は富田先生の授業を代々木ゼミナール本校で取ったことがありますが、きわめて素晴らしい本でした。皆様へのレッスンでも、この知識を共有していきたいです。ちなみに、早稲田大学理工学部(当時)に現役合格した同級生はこの本を何回も読んでいました。早稲田大学や慶應義塾大学、英検1級などを目指す方は、ぜひ読むことを強く勧めます。

特に読んでいて印象的だったのは、以下の部分です。

文中の動詞の数-1=その文中の接続詞・関係詞の数。

富田先生の名言をここに引用します。私の人生哲学のようなものです。

Ignorance is bliss. 確かに今の時代、無知は幸福への道だ。
理屈はわからずともボタンを押せば勝手に機械は動き、生きていくのに不自由はない。
疑問さえ持たなければ自らの置かれた隷属的立場に気づくことも、それに屈辱を感じることもない。
まさに、「知らぬが仏」である。「知る」ということは、そのような幸福な隷属からの解放であり、
幸福な無知を享受する人々との決別を意味する。君にその覚悟はあるのか。Yesならば、私は君を歓迎しよう。


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