身バレを恐れて匿名投稿しても長続きしない話
vtuberやSNSにも見かけるが、アイコンやヘッダーなどキャラづくりに時間と手間を浪費したはいいが、投稿がいつのまに現実に寄ってしまい、モチベーションが低下し、長続きしなかったというケースがあまりにも多い。
身バレを恐れて、現実とステージを変えてブランディングしたのだろう。
ステージ(舞台)を変えるというのは、男だったら女にもなるし、アイコンが周りから思われているイメージから理想のイメージに全く違う自分をブランディングしていくということ。
多くの人が身バレを恐れ、アイコンやキャラクターを変えて活動している。
ネットゲームやアニメーションなど彼らにとってネットは理想的な社会で、厳しくつらい現実とは全く別の社会と考えられている。
このためステージを変えようと発想する。
しかし、いざ現実とのステージを変えようとすると、求められるスキルも変わるため、結局ネットのキャラが現実に引き寄せられて、人格がその分失われてしまうのだ。
成功している人は匿名であってもステージ(舞台)は現実のもとのリンクさせている。
スター俳優が仮面をかぶってコントをしているようなものだ。
ネットの人格で現実と全く違うことをしようとすると、脳のリソースがかかるため現実世界に負担がかかってしまう。
vtuberが上手くいかない理由は、身バレを恐れるあまり、編集や撮影などの時間がとられて本人のスキルを発揮できないせいもあるのだろう。
とはいえ、バーチャルになる一番の理由は本人の身バレを防ぐため。
現実を犠牲にネットで上手くいくケースも多い。
ネットと現実を別だと考え、社会から逃げようとする人は上手くいかない。
しかし頑なに身バレせずに成功したいという願望。
vtuberはその狭間や葛藤の中で消えていく。
成功の両建てをするのは難しい。
ネット社会と現実社会。
どちらかが犠牲になって長続きしなくなる。
幸福はプラマイゼロのような気がする。
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