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余命宣告された心境~死を覚悟すれば、かならず勇気~

ここでは、難病患者として、死生観のエッセイ&日記を書いていきます。
最初なので、まずは余命宣告された当時の日記を載せますね。

昨日の夜、退院した。

検査結果は、半年前の内容と変わらず、あまり悪化しているところはない。
ただ、呼吸機能が低下しているから、半年前に使い始めた呼吸器を、24時間ずっと使おうと、言われた。

この調子なら、30歳まではNPPVの呼吸器を使えて、それ以降は気管切開になり、35歳で亡くなるだろうと、改めて専門医から言われた。

半年前、呼吸困難で入院して、このことを知って、怖くなった。。
4才の時に、この難病を診断されていたらしい。

でも、両親からは、今まで病気の告知をされてなかったから、今回ビックリしたよ。。

涙が止まらなかった。。。
孤独感でいっぱいになった。。。
半年は、絶望に支配された。。。

でも、それじゃあ、何も始まらない。
生きた証を刻みたいから!!

余命宣告を受けて、いつも死をリアルに感じていても、自分が好きなことや取り組むべきこと、使命、人のために生きること、人生で大切にしていることをやり続ける。
それができれば、困難な人生であっても、心が死んだ状態で生きることはないし、寿命の最後まで生きていこうと思えるから、自分の尊厳を守ることになるよね。

これが僕の希望なんだ!

余命宣告を受けた困難な人生でも、希望を持つことができれば、意味を見つけられるんだ。

希望は捨てない!
僕の人生は、全く生きる意味がない、と虚無主義だけにはなりたくねぇ!
今この瞬間を、命懸けで生きればいい!

もちろん、希望を持っていても、死ぬことは恐いよ。。

でも、残された人が、その人の生と死を意味ぶかく受け止めて、生きていく時に、本当の意味で、死んだ人の命が、残された人間の中で生きると思う。

僕も人々の心に残るような人生を歩んでいきたい。
だから、生きる素晴らしさを伝えていきたいよ。

いつまでも勇気と希望を!

不幸を治す薬は、ただもう希望よりほかにない。
by シェイクスピア
死を覚悟すれば、かならず勇気がわく。死ぬことがむずかしいのではないのだ。死に対処するのがむずかしいのである。
by .史記 廉頗・藺相如列伝
『人はいつ死ぬと思う?
心臓をピストルで打ち抜かれた時…違う
不治の病に犯された時…違う
猛毒キノコのスープを飲んだ時…違う
人に忘れられた時さ』
by ONE PIECE(エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜)

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