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これからのゴルフ業界に起きて欲しい変化③

こんばんは☺️

ゴルフ業界の課題を解決し、次の世代に新しい形でゴルフの楽しさを広めたいと思っている、松尾洋輝です^ ^!

さて、今日のテーマは、

僕なりに考えたゴルフコースの生存戦略⛳️

について書いていきたいと思います^ ^

そして、これに関しては、
起きて欲しい変化がいくつもあります。

それは、

⚫︎パブリック制のコースを増やす
⚫︎服装の自由度を高める
⚫︎コースを別の形で利用する(貸し出す)
⚫︎新しいキャッシュポイントを獲得する
(オフライン、オンライン)
⚫︎ペーパーレスにして、予約から決済までオンライン化する
⚫︎コースで年齢や性別関係なくプレーするティーを自由に選べる
⚫︎地元地域と連携し、地元の人への感謝の気持ちを形に
⚫︎どんなコースなのかをしっかり伝える
(コンセプト、難易度、こんな方に利用して欲しいなど)
⚫︎月額制のコースを増やす

です!

まだ他にもあるかもしれませんが、
僕はこの辺りかなと思いました!

これだけあると、また長くなるかもしれないので、

今日は、⚫︎パブリック制のコース数増加
について話します☺️

現在、日本には、会員制が1351コース、会員制と非会員制が混ざってるのが384コース、非会員制は291コースとなっており、

全体の7割を、会員制のコースが占めております。

そして、現在この会員制のコースから、どんどん潰れていってしまっているのです。
その理由としては、
⚫︎ 2000年の民事再生法の施行を契機として会員制ゴルフ場の半数近くが法的整理を行ない会員の権利が大きく損なわれたことです。
さらに、法的整理後の再生会社が新たな会員を市場水準に比べ低額で募集し、結果として会員権相場の下落を誘導し追い打ちをかけたため、退会者が増え、預託金を返還しなくてはいけなくなったからだと思います。

簡単に言うと、会員権の価値が下がり、
預託金を返さなくてはいけなくなったが、
年々経営が厳しくなっているゴルフ場に、そだけのお金が残ってないから、潰れてしまっているということです。

ここから僕が感じたのは、

これだけ、バルブで成長したゴルフ業界は、
長い年月の中で、様々な社会の変化、テクノロジーの進化を見てきたはずなのに、その時代の波に乗り切れず、やり方をいつまでも変えられなかった、代償のように思えます。

そして、なぜ変えられなかったか?
そこには、いろいろな理由があるにせよ、
僕がジュニアの頃に感じてたことは、

会員様の権限の強さ。です。

あまりにも会員様の、言うことを聞きすぎて、
新規のお客様が入りづらい状況になってるなと感じることが多々ありました。

もちろん、預託金を支払ってる訳ですから、
自分の好きなようにしたいのは分からなくもないのですが、それをすればするほど、ゴルフ場の経営に大きな損失を出してしまう可能性があることを、昔から居る会員様にも分かって欲しい部分です😂

ちなみに会員制コースの詳細です。

預託金会員制クラブとは、ゴルフ場を造るときに行う新規会員募集の際に、新入会者が一定の金額をゴルフ場に預けることにより優先的利用権を得る、つまり会員となるゴルフ場のことです。この預けたお金のことを預託金といい、ゴルフ場によって多少異なりますが「10年間(~20年間程度)ゴルフ場が預かりその後退会した場合に返金する」、「預けている間は会員としてプレーできる」、「預託金は無利子とする」といった条件がついています。この制度により、ゴルフ場はコース造成費用を着工前に捻出することができました。なお、現在は法律によりコースが完成する前の会員募集は原則として禁じられ、造成前に募集する場合は一定の保証金を積むことが必要になっています。

また、

預託金会員制ゴルフ場では、株主会員制とは異なり会員がゴルフ場の経営に直接関与することはできません。会員は理事会やその傘下の委員会(ハンディキャップ、エチケット、競技、フェローシップ等々)においてクラブの運営について協議し、経営会社と話し合いながらゴルフ場を運営していく形態となっています。理事や委員は会員総会等で選出したり経営会社が特定の会員に依頼したりしますが、ゴルフ場により異なるものの株主会員制と比較すると経営に対する権限は低いと考えられており、どちらかと言えば会員主体ではなくゴルフ場経営会社に有利な制度であると言われています。ただし、有利といっても会員を尊重した運営をしているゴルフ場経営会社は多い。

この説明にもあるように、当時はコースを作る前に預託金として預けていたのです。
(現在は禁止ですが)

そして、株主会員制と預託会員制は違うので、
本来、ゴルフ場の経営に口を出す権利は無いはずなんですけどね😅

結構、ジュニアにうるさいおじさんとかいますからね💦

うるさいとか、ディポッドは直さないとか、バンカーを平さないとか、僕も散々言われてきました。(ですが、大人の方の方ができてない方が目立つなという印象です。)

いつも、格好の的になるのは子供たちなので、かわいそうです😢

そして、さらに凄いのが、
国内のほとんどのゴルフ場が預託金会員制となっており、この制度は一定期間経過後に預託金を返すことが前提となっていますが、集めた預託金はゴルフ場を造る費用として使用しており、10年程度の期間でその使用金額をゴルフ場の営業により補填することはほとんどの場合不可能ということを、コース側は理解していた。

そして実は、

導入当時、この制度は預託金を返還しなくて済むという観点で考えられていました。当時は新規会員募集をするとすぐに会員が集まり、また必ずと言っていいほどその後のゴルフ会員権市場での相場金額が会員権の預託(募集)金額よりも高くなったため、預託金の返還請求は発生せず、退会する会員は市場で会員権を売却すると考えられていました。ところが会員権相場の下落により相場金額と預託金額が逆転し、会員から預託金返還請求が発生するもゴルフ場は返還に応ずることができない、というのが問題とされている預託金返還(償還)問題です。昔に募集を行った預託金額が低いゴルフ場についてはこのような問題は発生していませんが、バブル時などに高額の預託金額で募集したゴルフ場にとってこの問題の解決は重要課題であり、会社更正法や民事再生法の適用、株主会員制への移行などいろいろな策が講じられています。

とのことです。

要するに、会員権の価格が、預託金を超えていた時代があったので、コース側が預託金を返す必要なんてない!

と考えていたんです😂

まぁ、こればっかりは予測するのは難しかったのかもしれませんが、

会員権の価格の下落が、会員制のコースを苦しめている原因なのは間違いないですね。

なので、このままだと多くの会員制のコースが潰れてしまうでしょう。

利用者も年々減ってますし、返還が後を経たないですからね。

かと言って、すぐパブリック制(非会員制)に切り替えられる訳ではないのは分かるのですが、

もっと親しみやすく、どんな服装でも誰でも通えるようなコースがあってもいいのかな?と思ったので、

パブリック制のコースを増やしたいと思ったのです。

以前も書きましたが、
会員制のコースは、貴族の方同士が集うクラブハウスだったので、服装にしても敷居が高いのです。

でも、今はそんな時代でもないので、
はっきり、会員制のコースとパブリック制のコースを分けてあげたら、

自分がどこのコースに行くべきなのかも、わかりやすいですからね^ ^!

若者でもいきやすく、文句も言われないで、楽しめるコースがたくさん出てきたら、
またゴルフ需要が高まるのでは?とも感じます。
まぁ、それには、既存のお客様の現状理解と協力。さらに広告をしっかり出す!ということが必要不可欠になってくるとは思いますが😂

とにかく僕自身、プロゴルファーの目線からも、ゴルフブームをまた起こす必要があるなと強く感じております☺️

でないと、試合会場も無くなってしまいかねませんからね😅

また長くなってしまいましたが、
今日はこの辺りにしておきます^ ^

明日は、コースの別の形での利用方や、新しいキャッシュポイントの作り方について、
書いていきたいと思います(^^)!

では、また明日☺️

#ゴルフ #コース #生存戦略 #若者 #プロゴルファー #これからの若者とゴルフをつなぐ窓口に
#ゴルフ大好き #楽しい #自己紹介

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