テニス関係者に損をして欲しくない!そんな思いから、テニスバカな法律関係者が、テニス関係者が遭遇する様々な場面を法律的な面から解説します!
本日はテニスコーチに関わる法律問題のうち、複数のテニスクラブを掛け持ちしたり、退職後新たなテニススクールで働くことが禁止され、その違反に対して損害賠償請求をされ…
弁護士の田中宏和です。本日は、テニスコーチに関わる法律問題のうち、テニスコーチは労働者なのかという点を中心にお話いたします。 ・なぜ労働者に該当するかどうかが重…
田中宏和
2020年11月11日 20:59
本日はテニスコーチに関わる法律問題のうち、複数のテニスクラブを掛け持ちしたり、退職後新たなテニススクールで働くことが禁止され、その違反に対して損害賠償請求をされるなど恐ろしいことにもなりうる、という点をお話したいと思います。・競業避止義務テニスコーチが他のスクールでも働くこと、自らプライベートレッスンを行うことや、独立してテニススクールを経営することは、よくあることと思います。しかし、スク
2020年8月24日 23:07
弁護士の田中宏和です。本日は、テニスコーチに関わる法律問題のうち、テニスコーチは労働者なのかという点を中心にお話いたします。・なぜ労働者に該当するかどうかが重要なのかテニスコーチが労働者に該当するとすれば、契約書に明記されていないとしても、スクール側はコーチに残業代や深夜労働に対する報酬を支払わなければならず、またコーチはそのような権利が法律上認められることになります。他方で、労働者に該当