健康とコミュニケーションを良好に保つ秘訣とは⁉
※写真は黄葉の高円寺(杉並区)
心身を健康に保ち、人間関係を軽やかにする秘訣は、「自分を受け入れ、認め、いたわり、自分に感謝する」ことです。
他者批判や悪口、怒りが多い人は、自分では気づいていないかもしれませんが、自己批判が強く、自分のことが嫌いです。
もっとも身近な存在である自分を嫌っているのですから、他者を好きになれるはずがありません。
自己への批判が心に向かうとうつ病などのメンタルダウンに陥りやすく、体に向かうと自分を攻撃して病気を誘発しやすくなります。
病気の場合は、体が自分自身への攻撃をやめるように、「たいへんな状態なのによく頑張ってくれているね」と体をいたわりたいものです。心と体は深くつながっていて、一つであると言ってもいいほどです。心を通して体にアプローチするのはとても有効です。
他者批判や悪口は、あなたから人を遠ざけ、コミュニケ―ションを阻害し、人間関係を損ないます。なぜなら、毒そのものなので、聞く人を嫌な気持ちにさせ、疲れさせます。
言葉とその源である意識はとても大切なもので、あなたを創り、方向づけます。
自己批判・否定は、ねたみ、そねみ、うらやみというネガティブ感情と仲良しです。自己批判・否定がねたみ、そねみ、うらやみを生み、ねたみ、そねみ、うらやみが自己批判・否定を強めます。負のスパイラルです。
では、どうやって自分を変革したらいいのか。
それにはまず、自分を受け入れることです。「自分は、自分のことをダメだと思っているな」とありのままに感じてみます。
次は、「これも今の自分の一部なんだよな」と認めます。
そして、「それでも日々、それなりに生活しているじゃないか。我ながら大したものだ」と自分をいたわります。
自分に感謝することはとても大切です。
「私の体、ありがとう。心よ、ありがとう。きょうも頑張ってくれて感謝しているよ」
感謝は、自分を許し、自己批判・否定の感情を軽減させます。そして心身の健康とコミュニケーションを良好に保つことに大きく貢献します。
自己否定は諸悪の根源です。
「自分自身を否定するな」。このことがとっても大切なのです。
12月ももう下旬です。自分に感謝して自己肯定感を高め、この1年間の執着、煩悩を手放して軽やかな気持ちで新年を迎えたいものです。
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