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私の手は、現実である

私の手は、現実である。他の誰でもない、私自身の現実である。
私の手を動かすのは私だし、私の手を用立てるのも私である。
私の手は、私の身体と、外部世界、周囲の現実との接点の一つである。
私の手を動かすのは私だが、それは私の思念によって、或いは脳の反射的な反応によって動かされるのだろう。
私の手は、物質世界に参画している。私の思念と私の手、身体。
物質と思考。身体の位置付けは、どこにあるのか。物質世界の中の人。
この時、人とは、身体、生体を指すのか。思考、感情、感覚を指すのか。
その時によるのか。
二分法・二元論に陥ってしまったが、これは必然か。他の道があるのか。
いずれにせよ、私の手は現実である。先ず、私自身にとっての現実なのだ。そして、それは客観的な現実であると共に、私だけの現実でもある。

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