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「前例がないからやらない」は自分の既得権益を守りたいから

前例がないことにチャレンジしなければ成長しない。

そればかりか
世の中は進化しているので相対的にみると退化している事になる。

こんにちは、サラリーマンOBの谷です。

現在の環境は前例のないところからつくられた

考えてみてください。
振り返ってみてください。

世の中にあるものは新しく生まれたものであふれています

当たり前のように便利に使えるものだったり、情報だったり。

この歴史の中で数ある企業が「前例がないからやらない」
選択をしてしまっていたら現在はその時点から止まったままの世の中。

逆に考えれば

前例がない=ブルーオーシャン

このブルーオーシャンで急成長したのがGAFA


若手社員の言い訳

ある若手社員に新たな仕事を与えようと依頼話を
持っていったときの押し問答。

上司
「あなたは○○が良い点で長所をさらに生かすために、
○○という新しい仕事をして欲しい。」

部下
「今の仕事をやりたくてこの会社に入ったので、さらに○○をやると時間が取られ今の仕事ができなくなります。」

上司
「いまの仕事を並行してできると思って依頼しています。今の仕事をしながら新しい仕事でも成果を出せるように頑張ってください」

部下
「できません。」

上司
「なぜですか?」

部下
「やったことがないからです」

上司
「あなたならできると思って依頼しているのです。経験で決めていません」

部下
「でも、できません。」

どうでしょうか?

前例がないからできない=経験がないからできない

この若手社員は今の仕事をしたくてこの会社に入ってきたと言ってますが、すでに経験していたのでしょうか?入社する前に?

いま多くの会社員が新しいことにチャレンジしなくなる
風潮にあるように感じます。

どうすれば「前例のないこと」をやろうとする事ができるのか?

前例がないからやらないのはリスク回避の
自分自身の既得権益を守る思考で保身にあたる。

この既得権益は個人一人ひとりが大なり小なり持っていて
一人ひとりの中に、「前例がないこと」にチャレンジすることを避ける
怠け者の心がある。

どうしたら、既得権益の壁を超えることができるか。

キーは、生きていくうえでよりどころを、肩書や組織ではなく、自身の価値である知識やスキルへと変えていくことにあると思う。

子どもが良い例です。

最初は親が与えてくれる「安全」をベースに、挑戦をはじめる。

「はいはい」「伝い歩き」「よちよち歩き」すべて「前例のないこと」

子どもは、「前例のないこと」に対して警戒心も持たず平気です。

脳は確固たるものがあって初めて、前例がないこと
不確実なことの中に飛び込んでいくことができる判断をする。

そのことは、歳を重ねても変化しない。

でも
大人になっても、自分の挑戦を支えてくれる「安全」は必要。

ここで重要なのは、「肩書や組織」は「安全」にはならないということ。

逆に現状に固執するあまり、「守り」の姿勢になってしまう。

子どもの頃のように
肩書も組織も関係のない「素の人間」になったときに、何ができるのか?

どんな経験があり、どんな能力があるのか?

「素の人間」としての可能性の中に、
本当の「安全」があるはないでしょうか。

他人の「既得権益」を批判するのは簡単ですが、自分自身はどうか?

自分の「既得権益」を仕分けできて初めて、
本当の意味で変わることができると思う。

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