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信用を積み重ねると信頼ができる

信用と信頼の違いは何でしょうか?

こんにちは、サラリーマンOBの谷です。

調べてみると、
信用:それまでの行為・業績などから、信頼できると判断すること。
信頼:信じて頼りにすること。頼りになると信じること。

とあります。


信用はこれまでの行為や業績、実績や成果に対する評価から生まれるものでその人自身に対する評価というよりも、その人の実績に重きを置いた評価といえます。

では、信頼はその人を評価するにあたり、その人自身の人柄や考え方、立ち振る舞いなどに重点を置いた評価です。

当然、これまでの行為や実績もその人物を評価するにあたって織り込まれることが多いですが、なんの実績もなくとも、信頼されることはありえるということです。

そうした観点からみると、信用は客観的であり信頼は主観的ともいえます。

そのため、信用は職業などの条件ごとに数値化することも可能と考えられ、AIがその人の持つ信用スコアを算出し信用スコアをもとに、銀行は融資をすることができる金額を決める仕組みも生まれました。

一方、信頼は印象や心証によっても大きく変わり信頼関係という言葉があるのに信用関係という言葉がないように、信頼はお互いのやりとりの中で築いていくものとなります。

また、実績を重点に置いていることで、信用は過去から判断する現在の評価であるのに対し、信頼は未来への期待も加わっているといわれます。

この人なら助けてもらえるといった期待は、信頼から生まれるものです。

例えば、新入社員は過去の実績や成果はまだないが、一生懸命に取り組む姿勢を信頼して仕事を任せてみることが出来る。
こうして新入社員が実績を積み重ね、信用を得ることができる。

そうすることでより強固な信用を得ることができるのです。

会社でよくある「大抜擢」です。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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