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私の偶然

小学生のころ好きな子がいました。
小学4年で同じクラス、しかも1、2学期ずっと隣の席。

こんにちは、サラリーマンOBの谷です。

席替えしてもまた隣同士になった経緯と、この初恋の話はこちら↓↓↓

私にこんな初恋があったのですが、実は偶然の出会いもありました。

そう続きがあったんですよ。

最初の偶然

何を隠そう、私が高校1年、甲子園の売り子のアルバイトをしていた時のことです。

その当時プロ野球や高校野球開催の時には売り子していましたが2学期に入る前でやめました。
それは野球部に入ったから・・・
この話はこちらの記事で↓↓↓

話がそれたので戻します。

とある日、甲子園でイベントがあって売り子のアルバイトに出向きました。
野球じゃなかったと思いますが思い出せません・・・スミマセン。

ネット裏の上段席あたりだったと思うのですが、アイスクリームを売っていると何か視線を感じます。
私の視界の端に驚いた顔をしている女性をとらえたのです。

次の瞬間、アッと声が出そうなところをこらえ私は正面に顔を向けることなくそのままスルーしたのです。

スルーした理由

なぜか?
その理由をこれからお話しします。
彼女には小学校6年で告白しています。
返事は「お友達・・・」 よくある、振られパターンです。
中学から別々の学校に通っていたのですが、私が中学2年で急遽引っ越し、転校がきまりました。
引っ越しまで日も少なく思い切って彼女にアタック、勇気を出してデートに誘ったのです。
家の電話で誘ったのですが、まずいことに家族全員目の前!

妹が「ヒューヒュー」と冷やかします。

おやじもおふくろも黙って「ニヤニヤ、ニコニコ・・・」

返事はOK、やったー!!

妹が横で「OKなん?へーッ!やるー!」とまだ盛り上げてます。

初デートと身勝手な私

そしてドキドキの初デート、舞い上がって覚えていませんね。
あまり話せなかったことぐらいかな。

それから文通していたんですがなんだか面倒になり、ほかに好きな子ができてさよならしたんです。
私がふったかたちですね、なんと身勝手な・・・です。

そんな過去があって顔をしっかり合わせることなく、というか合わせられずスルーです。
懐のせまい野郎です。
本当はいろいろ話したくて仕方がなかったくせに、アホやな俺。

二度目の偶然

しかし、偶然はこれで終わらなかったのです。

そう、また出会いがあったのです。

それは阪急電車の車内でばったり。

この時、私19歳の夏、パンチパーマにアロハシャツ姿。

前に甲子園で見かけたときは15歳の夏。

あれから4年たって成長した俺です。
速攻でとなりに座って声を掛けます。
「俺、誰かわかる?」

周りの人達からしたら、「なんなん、あいつ」ですね。
周りの目なんか気にしない気にしない。
前みたいな悔しい思いをしたくない一心でしたよ。

そうすると彼女は最初ちょっと驚いた顔をしたのですが、「谷くんでしょ」と返事。

うれしくて電車の中でいろいろ話しましたね。

そしたら「甲子園で見かけたよ、売り子してたでしょ?」

そう、あの瞬間を覚えていてくれていました。

そうこうしていると彼女はお姉さんのお店を手伝いに行く途中だったので途中乗り換え

そこでさよならでした。

その後・・・想像にお任せします。

ドラマのような話

この2度目にあった偶然は私の押しが強ければ人生が変わっていたかもしれません。
そう思っているのは私だけでしょうけど、いいんです!・・・それで。

・乗り換えを無視して一緒に目的地まで強引についていく
・デートを申し込む(この時彼女はいません)
・連絡先を聞き出す

この行動ができていたらと思い出しながら一方で「どこまで図々しいんじゃ、身勝手な妄想や・・・」そんな心の声が聞こえきそうですね。

でもこんなドラマのような偶然を経験できたのは今も驚きです。

皆さんはどんな偶然を経験しましたか?

私にとってこの偶然は一生の宝です。

嘘のような本当の話、甘酸っぱい青春の思い出です。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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