街と心かよわせる人々
先日は街の景観について書きましたが今日は街の人達について書きますね。
こんにちは、サラリーマンOBの谷です。
街と人
素敵な街づくりは住民の理解と協力が欠かせません。
ハード面は景観を築いていく上で、コンセプトをその街の住民に周知させ理解してもらい協力してもらう。
満場一致とはいかないまでも今まで何も決めてこなかったこと、その結果が現在の状況であることを丁寧に説明し将来のまちづくりを成功に導く話をしましょう。
これで住民、行政、推進者それぞれが同じ街の景観を思い浮かべて進めていけます。
しかし、街がいくらコンセプトを持った街で素敵な景観であっても住んでいる人たちの笑顔がなければ生きた街になりませんよね。
じゃあどうしましょう。
今までのまちづくりはハードを揃えておしまい。
さあ引っ越してきて、ここで住んでください。
はい、終わり。
こんな感じですね。
でも今回のずっと先を見据えたまちづくりは住む人、作り上げる人がそれぞれ話し合って始まり、同じ目標を持って動いていますので先程の様な作っておしまいではない状況になっていると思われますね。(そうあって欲しい)
でも、もう一歩踏み込んだ行動が必要です。
人の問題です。
残念ながら私にはこれといった答えはありません。
でもなんとなく、「こんなふうになっていればいいな」と思うことを書きました。
私が思う「こうあって欲しい」
できれば3世代で住む家が多い方がいい。
子供も多い方がいい。
子供が友達を作るとその親同士も友達になる可能性が高いので。
やはり近所付き合いが必要でしょう。
名前を覚えてもらえる、挨拶する、立ち話ができる。
そんな関係から始められる様になれば子供が縁を持ってきてくれます。
そしておじいちゃん、おばあちゃんが親と違った柔らかいサポートで子供の心を広げる。
おじいちゃん、おばあちゃんも含めて親は地域の子供達を守る。
もちろん怒ることも必要。
ついでに、できれば銭湯があればいいなと思います。
ここで近所の人たちと一緒に湯船に浸かりながら世間話に花咲かせれば・・・と考えた時昔を思い出しました。
小学校低学年で銭湯へ通っていた時代、風呂ではしゃぎすぎて見ず知らずのおじさんに怒られました。
怒られたこと以外あまり覚えていませんが、それ以降銭湯で大騒ぎしなかった様に思います。
親兄弟以外から怒られる、しかも子供時代に。
今思い出せば、いい経験だったんだなと。
こんな感じで住民が子供に気を配り、きちんと怒ってくれるご近所付き合いがある町は子供を大きく育て明日の日本を明るく照らしてくれる。
そう願って書きました。
私の考えるまちづくりをまとめると
みんなでコンセプトを持った街の目標を掲げる。
その街に心を通わせる。
住民が相互に助け合い協力し合える関係を構築する。
この街で子育てを見守り、育てる。
大人に成長した子供たちがこの街で次代を育む。
個の時代と言われますが人の根源には繋がりがあり、その繋がりで生きていく力、乗り越えていける力をもらって生きている。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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