6回目ロックダウン

久しぶりの投稿です。

メルボルン、またもやlockdownしております。

6回目のlockdown、当初は1週間の予定が追加で1週間延長し、今度は2週間延長しました。そして今回の延長ではcurfewが導入。

「門限」です。

夜21時ー朝5時までは外出禁止です。お店はもちろん店内飲食禁止。

バイトのシフトは減るばかり。


それでも、もうlockdownも6回目。1回目から経験している熟練のlockdownerとしては、正直不安もなんもありません。

あぁまたか。今回は何をしようかな。そんなもんです。正直飽きはしましたけど。飽きたと言って好き勝手やっても、他人に迷惑をかけるだけなんで。

正直日本帰ろうかなぁ~という思考も頭の片隅にはいます。今後の話です。

本来であれば、年末に今の学校を終えて、ほかの州に移動し、ホテルインターンを行い、そのあとカナダ、韓国。という今後の方向性を考えていましたが、すべてはコロナ次第。

そんなlockdown大好きメルボルンに1年滞在して思う事。

まず、渡豪する前などに「海外行ったら価値観変わるよ」というもの。

何を言っているんですか。私はもともと他人の価値観を受け入れる懐の深さがあるんでぃ。

的な事を思っていました。

、、、いやぁ海外、広いですね。

私は海外に来て逆に自分の価値観を確立した気がします。

あなたの価値観は受け入れる。育った文化がそもそも違えば考え方も違う。その上で私とあなたは分かり合えない。さようなら。

という感じです。ばっさり

一旦受け入れて、、捨てるんですね。

かといってその人の考えをバカにするつもりも否定するつもりもありません。あぁこういう人なんだ。この人はそういう生き方で生きてきて、同じような考えの人たちの中で生活をしているんだ。私は関わりたくないな。終わり

でも、時たま、捨てられない場合もあるじゃないですか。同僚だとか、なんだとか。(何

そういう場合は、私はその人に合わせてしまいますね。もめるのが面倒。

よっぽと不当な扱いを受けただとか、さすがに理不尽すぎちゃうか?って時は抗議します。それでも相手の言い分をよく聞いて、自分の中での許容範囲を考えます。超えた部分で抗議をします。

まぁ以前働いていたお店のオーナーとは揉めまくりましたが。

確実に私のキャパも超えたし精神もガタガタだったし、こればかりはオーナーが社会性に欠けていたんです。これは話を聞いてもらえれば100人中100人が賛成してくれるほどに、です。

あれでも寄り添ってたんです。意味わかんないオーナーのやりたいことを彼の長い長い話の中からくみ取って、自分でできる事はこれだ。きっとこうすれば彼の望みは叶うであろう。

ただ、それに対する対価が見合ってなかったんですね。

最初は、私が少し我慢して事態が好転するのであれば、自分は犠牲にできると思っていました。少し、少し、少し、を重ねた結果、爆発しました。

もーー無理じゃードちきしょーーーー!

普段怒らない人が怒ると怖いっていうじゃないですか。そういう感じ。

話はそれましたが、あの経験もあり、そのあとも色々な状況を見てきて、

自分の価値観やその場の感情だけで物事を判断してはいけない。相手の立場や環境、言い分をしっかり聞いたうえで、自分の対応を考える。そういう事は、日本にいる時よりできるようになったのではないかと思います。

昔はなんでもかんでも「受け入れる。」という姿勢でしたけど、海外にいるぶっ飛んだやつらなどを見てきて、「拒否すること」を覚えました。

自分を守ることを覚えました。

そしてなるべくストレスフリーな生活をするだけで心がすごい穏やかになる感覚も覚えました。

日本にいる頃、基本的に家でゴロゴロする時間はなく、常に動いてました。それが充実だと思っていました。間違ってはないです。今でもそういう生活は好きです。

でも、たくさん寝て、おいしいものを自炊して、おうちでゴロゴロする生活も悪くないと気づかせてくれた。

そう、

lockdownのおかげで。


早く終わりやがれ。

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