金属アレルギーの原因
先日「金属アレルギーがあるから、アクセサリー選びはデザインよりも素材選びから・・・」って人の話を聞きました。
金属アレルギーの方って割といますよね?
こうなると深く知りたくなる僕の性格・・・。
そもそもアレルギーに反応しやすい金属って何なんだろ?
反応が出やすい順番に並べるとこんな感じ・・・。
・ニッケル
・コバルト
・スズ
・水銀
・亜鉛
・パラジウム
・クロム
・鉄
・アルミニウム
・銅
要は上のものほど、銀イオンが金属から溶け出しやすいみたい。
それがアレルギー反応を引き起こして肌がただれるんです。
特にニッケルは金属アレルギーの大多数を占めています。
ステンレスがよく金属アレルギーには良いと言われるよね?
だけど、ステンレスって鉄と主にニッケルの合金でできてるのでアレルギーを起こさない金属ではないんです。
アクセサリーではサージカルステンレスが使われるみたいです。
「サージカル(surgical)」は「外科の、手術の」という意味で、医療用に使われるステンレスなんだね。
サージカルステンレスの中でも種類がたくさんあるみたいで、特にSUS316LっていうJIS規格のステンレスは錆びにくく、金属イオンが溶け出しにくいんだって。
この規格のものが金属アレルギーを引き起こしにくいサージカルステンレスと言われています。
サージカルステンレスはイオンが溶け出しにくいとはいえ、クロム、ニッケル、モリブデン、鉄の合金なので絶対大丈夫かと言われれば不安な金属を含んでるよね?
結局アレルギーにならない金属はないって結論になっちゃうけど、サージカルステンレスは金属あれるぎーを起こしにくいことは確かです。
人のカラダって鉱物を必要としたり、アレルギーを引き起こしたり・・・ほんと繊細にできてるよね。
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