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Mets × 時間 = 消費カロリー(効率良い脂肪燃焼効果とは)

皆さまこんにちは!

フィットネスインストラクターであり、健康運動指導士の鈴木です。





以前書かせていただいた内容から今回は更に煮詰めていきたいと思います


「Mets 自分の1日運動消費カロリーとは!?」 no.2

https://ameblo.jp/ame11non55nekochan/entry-12392938556.html?frm=theme



そんな・・

METS 自分の1回あたりの運動消費カロリー目安とは!? のno.2

こちらについてです。
以前の書かせていただきましたが「Mets」 とは人が生活する上で健康的に過ごすための、おおよその運動指数を表します。

こちらの裏付けは、安静時の最大酸素摂取量などから割り出した計算であり、

単に体に取り込んだ酸素を送って使用した量を調べたものになります。

サーキットトレーニングの様子
(有酸素運動と無酸素運動の合わせた総合トレーニングです。)


そんな今日はMetsについてまた発信をしたいと思う訳ですが・・

どんだけ運動したら良いのか

・・ってはなしが前回でした。

※参考資料


インストラクターがよく学ぶ為の教科書にも載っている参考資料です。

表を見るに、こちらの資料ではエアロビクスは 6.5 Mets

※大体の指標です。

ちなみにロゥインパクト 6(低強度)
※呼吸が弾む程度の運動です。

ハイインパクト 7(中強度)

構成や時間、動く動作について幅はあるかもしれませんがこの様な見方になります。

ここで簡単に消費カロリーを出してみましょう!
皆さまも是非計算をしてみてください。

一日の運動の目安になりますよ!




例えばですが、

鈴木のダンスエアロビクスのクラスを60分参加としたとしましょう。

強度はやや激しい、6.5 Mets

また鈴木の体重は60kg

1時間当たりのおおよその消費カロリーはどのくらいか?

と・・計算式は以下になります。

エネルギー消費量(kcal)
= METs × 1.05 (kcal/kg/h) × 体重(kg) × 時間(h)

※ 1.05 は安静時のおおよその消費カロリーです。

計算してみると・・

6.5METs × 1.05 (kcal/kg/h) × 60(kg) × 1.0(h)

409.5 カロリー

つまり 約 400キロカロリーを消費出来る可能性があります。

ただ、私が良く伝えている事として・・

ただただ動くのではなく、どこをどんな意識で沢山の筋肉を動かせているかが、もっとカロリーを消費しやすくなるポイントとなります。

さて、ここからがno.2ですが・・
この数字的な効果をより高めるためにはどんなことが必要なのかをあげてみました。

・以下短時間での運動(効率)のこつ

1、偏らず全身を使えているか

上半身・下半身・手足足先・肩周りやお腹への意識など

2、強度は適正か

強度が高すぎたり、低すぎたりしない

汗が出てくる・呼吸が弾むくらいをめやすに。効率良い酸素摂取は脂肪燃焼を促します。

3、コンディションに無理ないか。

体調がすぐれない場合は、運動効率も低下

体調・食事・睡眠などのバランスもよく考える。

上のコツの様に・・

筋肉の導入単位を増やすことや、どう全身をトレーニング出来るかが大切になります。

たくさんの筋活動が出せる運動をすると効率が高まりますので、エアロビクスの様な上半身や筋力トレーニングの要素が入るエクササイズが、一回あたり(運動中の時間)の活動量を多くさせることができます。

ちなみに・・

同じ有酸素運動を続けていると、次第に効果が小さくなります。

(筋肉などの負荷に対して能力が高まった為)

以上の様に、違う方法の有酸素運動を取り入れたり全身筋肉を動かせる有酸素運動をすることが効果を高めます。

METSの表記ももう少し評価が高まるでしょう。




まとめますと・・

数字で安心しないように、今一度どれだけ動いているのか。


時々ながら運動でも、時には体を全身使うような意識も持ちながら運動してみましょう。

その答えは体が知っていますよ!

今一度参考に運動活動いただきながら、動作についても見直してみてください。




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