働く上での主体性

はじめに


就活の相談もよく受けていて、
そこで感じる企業が求める人物像が変わってきたと感じます。
昔は「即戦力」と漠然とした感じだった気がするけど、
今は「自ら企画をして仲間と協力して実行できる人」と具体的になっている気がする。

僕が新卒だった頃

2003年に新卒で入社しました。
1ヶ月ぐらい研修があって、その後配属。
そこでは地獄のような飛び込み営業の日々。
今となってはいい経験(これが無かったら今の僕はない)だと思えるけど、
当時は死にたいと毎日思ってた。

毎日出社して、先輩たちの姿を見たりして学んでいく。
時には先輩に怒られ(しょっちゅう)、
飲みに連れて行ってもらっても怒られ(笑)
これも今となってはいい思い出です!

頑張る


営業だった僕は頑張っても頑張っても数字に結びつかないという日々でした。
先輩からは「頑張りが足りない!」って言われてむかつきましたが、
結果が出てないから頑張りが足りなかったんでしょう。
言い返せずに苦しみました。
でもその時は頑張ってる姿を見せることができた。
なぜなら毎日出社していたから。

今の頑張る


今は時代が大きく変わって、
出社が出張扱いになる企業が出てきたりしている。
もう出社が当たり前の社会ではなくなった。
そんな中で頑張ってる姿って見せられるかというと難しい。
在宅勤務している姿を監視すればプライバシーの侵害にもなるし。
なので頑張っている姿というよりはより「結果」が求められるんだと思う。

できる人にとっては天国


出社しない。
取り組み姿勢は見られない。
ってなると極論ずっと遊んでても結果出してれば「やってました!」って言える。
逆に結果出てないと「本当にやってたの?」ってなる。
超天国に感じる人と、超地獄に感じる人とはっきり分かれますね。

主体性


これはいつも求められると思うけど、
今はより求められる。
なぜなら出社しないから。
毎日細かく指示されるなんてことができない。
そうなるとできるだけ自分で考えて自分で行動するしかない。
出社してれば上司や先輩にすぐ「今いいですか?」って聞けたけど、
在宅だとチャットなどを使わないといけなくて時間的ロスが発生する。
できるかできないかで言ったらできるけど、
快適ではない。

これからの働く


AIが人間の知能を超えるとか言われていますが、
高い確率でそうなるでしょう。
どんどん人間ができることがテクノロジーに置き換わっていく。
そうなった時にどうなるかというと、
テクノロジーに指示する人とテクノロジーに指示される人に分かれるんだと思う。

人間ができること


テクノロジーにできないことをやるのが人間だとすると、
一体何が人間なのか?
人間とは?を再定義する必要があるのかもしれない。
テクノロジーに指示される人は人間だけど人間じゃない!?みたいな。
恐ろしい世の中になるのかもしれない。

危機回避


こうなるかもしれないって予測できたら、
そんな世の中になったとしても生き残れるように努力すればいい。
言われたことしかできない人はきっとテクノロジーに指示される人になってしまう。

主体性


そう言った意味でも主体性は今後必須な性質になってくると思う。
まだ時間はある。
自分は一体何をしたいのか?
自分は一体何のために生きているのか?
じっくり考えていけば、
自分は今一体何をすべきなのか?が見えてくる。
それを自分でやってみる。

働く


主体性っていうと今度は「自分のやりたいことをやっていい」と勘違いしてしまうかもしれない。
そうじゃない。
働くってことは必ず誰かが関与する。
会社だったり、組織だったり、お客さんだったり、株主だったり。
自分のやりたいことをやるんだったら1人でやればいい。
よく「自分がやりたいことをやらせてもらえない」と聞きます。
実際僕もそう思っていました。
が、あなたのために会社があるわけではない。
あなたを守ために頑張ってくれますが、
あなただけを守ために存在していない。
そこを勘違いしてはいけない。

真の主体性


自分がやりたいことと会社員としてやるべきことが一致しているのが真の主体性なのだと思う。
自分の権利を主張するだけではなく、
会社としてやる意味を主張する。
そしてそれを聞いてもらえるだけの結果を出す。

やりたいことをやるための最短ルート


運良く入社してすぐやりたいことをやらせてもらえるかもしれない。
そしたらそれは超ラッキーなので頑張ってください。
多くの方は最初は我慢の時期でしょう。
そんな中でどうしたらやりたいことがやれるようになるか?
それは会社にとって絶対必要な人財になることです。
そうすれば会社はあなたの主張を聞いてくれるようになるでしょう。
そのためには与えられた仕事を200%の結果を出し続ける。
※200%は適当です(それくらいの気持ちで!ってことで)

自燃(自ら燃える)


出社すれば嫌でも上司や同僚に見られているのでやるしかない。
でも今は誰にも見られていないから自分次第。
楽な方向に流れたり、辛いからやりたく無かったり。
そんな気持ちに負けてたらダメです。
自ら燃えていく!
やる気ない時はあります。僕も毎日そうです。
だからと言ってやらなかったら結果は出ない。
結果が出なければやりたいことはやらせてもらえない。
頑張るしかないんです。
結果を出すしかないんです。

まとめ


何かのせいにするのは簡単です。
実際何かのせいでうまくいかないのかもしれない。
でもそうしてたら何も変わらない。
自分で燃えて、自分で考えて、自分で行動して、結果を出す。
それが主体性なんだと思います。
僕も頑張るので一緒に頑張りましょう!!

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