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海のある街で休暇を

日本での新幹線くらい早く移動できる電車に乗って、ぼーっとしていたらあっと言う間に釜山に着いた。

バス停の地下が海雲台の地下鉄で、その真ん前に今日泊まる今俺が働いている会社の海雲台のホテルがあった。
高層階の一番いい部屋。
海も街も見渡せる。

海雲台の街は工事されていた。
駅から一本海まで伸びていく通りがあって、それがメイン通り、コンパクトでわかりやすい街だ。

脇道には小さな海鮮料理屋が軒を連ねている。
海沿いの街の風情があって実にいい。
海風に吹かれながら歩く。

ブリスベンともシンガポールとも違うんだけど、夜の海にビル群の夜景は絶景だ。

この日の天気も最高で、僕は海雲台の観光地へ行くことにした。
見えてくるカラフルな建物群。
青い屋根が目立つ。
カムチョンっていう所らしい。

またバスで移動して、海雲台マーケットへやってきた。
ここは釜山でも大きな市場みたいだ。

あぁまた旅に出たい。
自由な空の下、風に吹かれているだけで幸せだ。
『光の中を旅してた』を書くことでそこに近づくんだろうか。

電車を待つ間、駅のホームで春の風に吹かれて気持ち良かった。

少しずつ何かが変わっていくかけがえのない日常へ戻ろう。
空港の出国ゲートへ、今度の旅はいつになることやら。
僕にもわからない。
今までに行ったことのない新しい場所へ行きたい。
それが上海だったり、バリだったりした。
そうして、また東京でせっせと働く。

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