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ニュースを見ない時間を作ると楽になるという話

ここ数年、私は「ニュースを見ない時間」を設けている。
特にネットのニュースを見ると精神的に疲れることがあるため、それならいっそ「見ない時間」を作ろうという発想。
一日の中で「この時間はニュースを見ない」「何か集中する前にニュースは見ない」などと決めておくわけだ。

おそらく多くの人が共感すると思うが、最近のニュースはとにかく暗い。
戦争、犯罪、不正、自殺、その他、とにかく暗い。

また、エンタメも暗い。
どこぞの有名人が誰かをけなす、SNS上でくだらない煽り合いをする、信者とアンチが入り乱れて大混戦、そんな様相がネットニュースになる。
もちろん全てのエンタメがそうではないが、ニュースになるのは暗い話題も多い。
暗い、とにかく暗い。

それならいっそ一時的にニュースを見ず、ネガティブな話題から遠ざかる。
そちらのほうが健全だろう。

実体験として言うが、本当に気分が落ち込んだり沈んだり、何か虚無感を感じたりしている時、赤の他人の煽り合いなど何も楽しめないのである。
もちろん世間情勢の暗いニュースなど見ても楽しめるわけがない。

そんな時は何かに癒しを求めるものだ。
例えば気分転換に散歩をして綺麗な風景や何気ない風景に癒されたり。
また、好きな音楽や本に触れたりなど、エンタメにも癒しを求めるものだ。

しかしニュースを見ると、そんな癒しは少ない。
それなら「ニュースを見ない時間」を設け、意図的に情報をシャットダウンする。
そちらのほうがどう考えても楽だ。

一時的に情報を入れないという選択肢

現代人として、最低限の世間の流れは知る必要がある。
ニュースを全く見ないわけにはいかないだろう。
しかし、別に四六時中ニュースやトレンドを追う必要性は低い。
疲れている時なら尚更。

何事も、適度な距離感というのは大事である。
ニュースを見なければならない、トレンドを追わなければならない、そんな固定観念も強いが、あえて一時的に情報をシャットダウンする選択肢もアリなのでは。

自分に入る情報のタイミングを意図的にコントロールする。
そんなやり方もアリなのでは。

私は精神科医でも心理学者でもないが、嫌なことから距離を置くのも大事というのは、プロでも概ね同意見なのではないだろうか。
専門家なら尚更、無理に嫌なことに目を向けろとは言わないはずだ。

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