どうも、NYCでコーチ、トレーナー、栄養学カウンセリングをしてます。ZETです。

暖かくなってきてウキウキ気分ですね!

さて今日は睡眠について軽く書きます。僕はちなみにここ6年間オーロラリングを使って、週3,4回自分のSleepをモニターしてます。最近は色々便利あるね。

まず、脳科学者で、今どの会社やアスリートにも人気なMatthew Walker氏 AKA 睡眠のエキスパート, しかも、トークもすごく楽しくて、面白いです。

英語がわかる人達はこの是非TEDを聴いてほしいんですが、この内容を英語オンリーにしておくのは大変にもったいない!と思い、僕がが微力ながら出来る限りわかりやすく説明したいと思います。

ノンレム睡眠ー深い睡眠ステージ。このノンレム睡眠の中にだいたい4回

レム睡眠ー浅い睡眠ステージ。このレム睡眠中に夢を見ます。で、成長ホルモンが分泌して回復もりもり。

睡眠中に脳全体が休んでいる訳ではない。なんなら起きている時より活性化している。
感覚的に寝てる時ってのは体と共に脳が休んでいる気がしますが、脳の部分によって起きている時より働いている部分があるんです。それは視覚と感情を司る部分。

そして働かなくなるのが、感情を制御して論理的な決断を下す前頭前皮質の部分。

脳をコントロールする前頭前皮質がお休みしてて、視覚と感情が超元気だから、現実ではありえない夢を見て、その中で空を飛んだり、人を殺したり、ヒーローになったりするんです。論理的思考回路はお休み中だから。

夢は現実世界におけるスキルアップの重要な役割を果たす
ラットを使った実験ですが、迷路にそれを放ち、それがゴールまでの道を学習する際に、ある一定の脳波のリズムがあることを発見しました。そして、ラットが眠っている間、引き続き脳波を計っていると、迷路を学習している時と同じ脳波のリズムが、それが起きている時と比べて20倍の速度で繰り返されていました。

私の経験談ですが、高校時代の授業中に、斜め前に座っているバレー部のT君が居眠り中、急に手をバッと伸ばし、何ならちょっと体全体がジャンプして勢いよく起床したのを思い出しましたが、彼曰く「夢の中でブロックの練習をしてた」らしいです。脳で反復練習をしていたんでしょうね。

これはアスリートのトレーニングでも実験結果が出ており、新しい種目を数時間練習した直後のパフォーマンスと、翌日8時間眠った後に行ったパフォーマンスを比べると、寝た後の方が20~30%程パフォーマンスが向上したらしいです。

眠っている間に濃縮された反復練習の成果ということでしょうな。

「スポーツのパフォーマンス向上において、睡眠とは合法的かつ最強のドーピングだと私は思う。」

ここでMatthew氏の名言、熱い。本当この人寝ることが大好き。

この睡眠のプロセスを削る実験のアスリートに行い、トレーニングの後、6時間睡眠させて、同じことをさせると逆にパフォーマンスが30%低下したらしいです。理想の8時間睡眠から僅か2時間削っただけでこんなにパフォーマンスが落ちるんです。

体力回復と共に脳の反復練習を最大限に利用するには、短時間の睡眠では逆効果になってしまうということですね。

大事な試合・試験の前に緊張して寝れないと、翌日は本来の70%くらいのパフォーマンスしか出来ないとなると、いかにして緊張せずにリラックスして眠りにつくことが鍵となると思います。

睡眠をあなたの武器にしてみたらどうですか?

また、度々睡眠について書きます。 it's important to sleep. 

うーす

I hope you sleep well and shit. 

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