【未来予測】5G時代のSNSで、誰もが日常動画をたれ流し続ける。
こんにちは。ひろです。
note2回目の投稿です。
今回はSNSの未来についてです。
普段私は「絶対」とか「当然」という言葉を使わないように心がけているのですが、今回は・・・
【未来予測】「当然」未来のSNSでは、誰もが「絶対に」自分の日常動画をたれながし続けてます。
ご飯食べてるときも、勉強してるときも、お化粧してるときも、街を歩いているときも、ずっと自分をたれ流しつづけてます。
本題に入る前に、ちょっとだけテレビの話をします。
これを読んでいるテレビ離れ世代の皆さんにはピンと来ないかもしれませんが、
昔、YouTubeがまだないころ。
テレビ全盛の時代があったんです。
日本人全員が、時間さえあればテレビをつけて、アニメやバラエティやドラマを見ていました。
今はそんなことないですよね。
テレビをつける前にすでにYouTubeが流れてます。
テレビの電源を入れるのもめんどくさい。
テレビを見ているのはおじいちゃんとおばあちゃんだけです。
テレビが見られなくなった理由はいくつかあります。
①テレビがあるところでしか見れない。
②早送り巻き戻しができない。
③放送時間が決まっていて、その時しか見れない。
④いいねをしたり、コメントしたりできない。
YouTubeであればこの4つは全部できます。
いつでもどこでも好きなものを好きなように見て、
気ままにいいねしたり、コメントを書いたりできます。
「当然」テレビは不便なものとなり、見られなくなりました。
昔、うちの娘がテレビを見たとき、
「なんで巻き戻しできないの??」
ときかれました。
私は
「テレビだからだよ」
としか答えられませんでした。
さてみなさん。
テレビが見られなくなった一番の理由は①~④のどれだと思いますか?
諸説あると思いますが、私は④だと考えています。
なぜか?
①~③は視聴スタイルの変化です。
でも④の
「いいねをする、コメントする」はエンターテインメントのあり方を根底から変えてしまった
のです。
さて、ここでSNSの話に戻ります。
そう、エンターテインメントのあり方を根底から変えてしまった張本人がSNSです。
テレビはどんなに進化しても、デジタルになっても、解像度が上がっても、リモコンに赤青緑黄のボタンがついても、
受け身のメディアでした。
テレビドラマが大流行した時代があります。
あの時代が、受け身メディアであるテレビの最盛期でした。
万人にとって
「ドラマの物語を”一方的に”ひたすらに”受け取る”こと」が最高のエンターテインメントでした。
でもSNSが登場して、誰もが自分を発信することで、
「自分の物語を”みんなと一緒に”作り上げること」
が新しいエンターテインメントになりました。
Twitterは、それが一番シンプルにあらわれたSNSです。
あなたが自分の日常の一部をつぶやく。
誰かがいいねする。
そのことであなたの日常は少しだけいろどりが増す。
誰かがコメントする。
そのことで、あなたの物語は独り歩きして別の物語に生まれ変わる。
ほら。楽しくてやめられなくなる。
これがSNSがもたらした新しいエンターテインメントの形です。
さて、いよいよ動画の話に入ります。
この「自分の物語を”みんなと一緒に”作り上げる」ことと動画が結びついたらどうなるでしょう?
ここで今はやりのYouTubeが登場します。
テレビタレントよりもっと身近で私たちに近いところにいるユーチューバーが自分の日常を配信しはじめます。
私たちは、いいねをしたり、コメントを投稿することで、ユーチューバーと一緒に物語を作ることに新しい楽しみを見出しました。
簡単に配信する側になることもできます。
最近の「ShowRoom」や「17LIVE」では、
いいねやコメントに次ぐ”物語に参加するための”もっと楽しい機能や演出が用意されています。
ここからが未来の話。
「いいね」や「コメント」などの物語への参加方法が
もっと進化するとどうなるでしょう。
いまはテキストベースやせいぜいが画像ですが、
この先5G時代がきて、これが「当然」動画になります。
参加する側も動画で参加することで、
発信側と受け手の関係はもっともっとあいまいになっていきます。
どちらが発信してるのか、どちらが見ているのかが分からなくなって、
ただただ、みんなが自分の日常を垂れ流し続ける状態になるでしょう。
さあ、冒頭の未来予測につながりました。
未来のSNSでは、誰もが自分の日常動画をたれながしつづけてます。
街を歩いているときも、ご飯を食べているときも、お化粧をしているときも、自分を配信し続けて、誰かと一緒に自分の物語を紡ぎ続ける。
いやぁ、どうかな~?
デジタルタトゥとか怖いし、
やっぱりみんな自分をネットに発信しつづけるのは抵抗あるんじゃない?
と思ったあなた。
Twitterが登場した時も、誰もが同じことを思いました。
なんで好き好んでプライバシーをさらすんだよ、と。
でも気がついたら、みんながつぶやいてました。
「○○なう」と。
あなたもそうでしょう?
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