2021年に観た映画 ベスト10
音楽をまとめたので、勢いに乗って2021年に鑑賞した映画でよかったものを10作選び出してみる。
一年通じて鑑賞した作品数は50作を超えるくらい。洋画の割合が9割超え。
映画館に行くことはなく、自宅で酒をちびちび飲みながら鑑賞するのが常なので、公開年は関係なくあくまで2021年に観た作品になる。
音楽のまとめと同様に、並びは順位ではなく適当。
1.アップグレード
2019年公開のSFアクション。
全身まひの主人公が身体を動かすため体内にAIチップを入れるのだが、AIが起動した状態でのアクションシーンがとにかくかっこいい。
「リベリオン」のガンカタを彷彿とさせる、新時代の格闘シーンは必見。
2.空の青さを知る人よ
「あの花」「ここさけ」に続く最新作。間違いない。
主人公の青春が描かれる一方で、過ぎ去った青春にもスポットが当てられるのは、観る世代の成長も意図しているように感じる。
締め方が最高。あいみょんの主題歌も好き。
3.ラーヤと龍の王国
2021年公開のディズニーアニメ映画。
東南アジアをベースにファンタジー世界を融合させた舞台が美しい。
家族や友情が主題でプリンセスが戦うというところは、近年のディズニーの傾向を感じる。
民族要素を入れたエレクトロミュージックという、これまでにあまり聴いたことのない攻めた音楽がとても好きだった。
4.マロー・ボーン家の掟
2017年公開のホラー映画。
予告編からしてベッタベタの設定なんだけれども、作り方が丁寧で期待通りの面白さを与えてくれる。
ネタバレを避けるため深くは語れないが、気になったなら観て損はなし。
5.ミッドサマー
2020年公開のホラー映画。
よくあるホラーとは全く異なるアプローチなので、評価がかなり割れているようなのだけれども、とてもハマった。
花が咲き乱れる明るい空間を歪ませていき、ホラーに仕立て上げてしまうのが巧み。
個人的には「ヘレディタリー」よりもこっち。
6.クルエラ
2021年公開、最近続いているディズニーの実写化シリーズ。
本作は「101匹わんちゃん」のヴィランであるクルエラを描いている。
パンキッシュな容姿のクルエラがめちゃくちゃかっこいい。
デザイナーである役柄上、作中に華やかな衣装が次々と登場し眼福だった。
7.ゲット・アウト
2017年公開のホラー映画。
以前から気になっていて期待値が上がっていたのだけれど、悠々と超えていった。
ホラー映画のおすすめを聞かれたら今後も挙げ続けるだろう。
彼女の家に対する不気味さや不安の表し方が巧い。
種明かしが始まってからもだれることなく、ずっと怖く面白いまま駆け抜ける。
8.gifted/ギフテッド
2017年公開の映画。天才少女と一人の男を描いたハートフルドラマ。
天才少女役の子がとてもキュート。学校の先生とのやりとりとか好き。
近所のおばさんもいいキャラしているし、役者陣がみんないい。
人生の岐路に立たされ、決断をした二人の絆に泣ける。
9.フリー・ガイ
2021年公開エンタメ映画。
ゲームの中にいるモブキャラ・ガイ(男)が主人公。
アクションあり、ロマンスあり、友情あり、コメディありのてんこ盛り。
終盤に出てくる敵キャラがナイスキャラすぎる。
何も考えずに観て問題ない。必ず楽しめる。
10.パラサイト 半地下の家族
2019年公開。アカデミー作品賞を含む4部門受賞の超有名作。
ひねりの効いたプロット、役者陣の名演、投げかけらる主題の明確さ、が高い水準で調和している。
正直なところ韓国映画は観たことがなかったので、どんなものなんだろうといった感じだったのだけれど、手放しで面白かった。
コロナの影響でうちにいることが多く、一昨年から大学生の頃に観ていたくらい本数を観るようになった。
やっぱり色々観てると面白いのよね。
今年も時間をつくって観続けていこうと思う。
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