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【搭乗記】NH377 羽田⇒中標津(2023年1月26日)

前回までは2回に分けて服装とカメラの事を書いてきたが今回からは旅の様子をお届けしていく。
始めて利用する羽田~中標津便。旅の前からなかなか気持ちが落ち着かなかったのでその様子もお届けしたい。

タビマエ準備

昨年夏にカメラを新調したことと「野付半島」に興味を抱いたのをきっかけにいつか行きたいと思っていたが纏まった休みが取りにくいのとフライトが高くてなかなか予定が決められていないかった。
しかし今回の羽田~根室中標津便は11月末に行われたANAの創立70周年を記念したセールの際に購入し、普段なら片道でも15,000円以上するフライトが今回は往復14,740円で取れたのはありにもお得すぎたので訪問を即決。

今回は下記の様な行程とした。
1月26日(木)
羽田⇒根室中標津
中標津・丸山公園でシマエナガなど野鳥撮影
中標津⇒羅臼
宿泊先:知床サライ

1月27日(金)
羅臼でオオワシ撮影と「熊の湯」に入る
羅臼⇒野付半島
宿泊先:のつけのつけね

1月28日(土)
野付半島で撮影
宿泊先:のつけのつけね

1月29日(日)
野付半島で撮影
根室中標津⇒羽田

上記の様な行程とした。宿や詳しい行程は別記事で紹介していく。

旅程崩壊の危機

飛行機を抑えてから憧れの野付半島に行けるとのことでワクワクしながら毎日ANAのアプリを開いて「搭乗まで○○日」という表示と座席指定を確認する日々を過ごしていた。
しかしフライトの1週間前ほどから「最強の大寒波が来ますの注意してください」というニュースがTVでもツイッターでも流れてきていた。
前回の記事で北海道に5回中4回は冬に訪れていると記載したが大体何かしらアクシデントが起きており「今回もこの寒波で行けないのでは…..?」と一気に不安を覚えた。

ちなみに釧路ではSL冬の湿原号のSLが壊れてディーゼルに変更になり、帯広・富良野では大雪で根室本線が運休となりそれを知らずに幾寅駅で降りて途方に暮れるというアクシデントだ。

ウェザーニュースアプリと流氷情報を2時間に1回見る1週間が始まり、最悪のケースも考えて羽田~新千歳~中標津の振替や旅程の再考をしておいた。

搭乗日の1日前の1月25日(木)。ANAからメッセージが届いた。
結論から言うと何とか飛ぶようだが、中標津空港強風のため条件付き運航。状況によっては羽田に引き返すとの事だった。
12月に訪れた秋田でも同じ条件でのフライトとなってソワソワしたのも記憶に新しく、しかし欠航にならなくて良かったと安堵した。

搭乗日当日

自分には珍しく今回は12時台のフライトなので(1便しかないからだが)この日は8時頃に起床。愛用のRIMOWAと沢山の機材を抱えて羽田に向かう。
11:40頃に中標津の状況を確認してフライト条件を決めるとのことだったので10時半頃には到着して荷物を預けてANAラウンジへ。

グランドスタッフの方に念の為、欠航・羽田への引き返しになった時のために羽田~新千歳~中標津の空席状況を聞いてみたが空席は十分にあるみたいだ。中標津空港がクローズしても最悪千歳まで飛んで翌朝の新千歳~中標津便で行こうと腹を括った。

11:40には57番ゲートに到着。現地の状況を確認したところ予定通り羽田への引き返しも含めた条件付き運航との事だった。
ラウンジも遠いのでゲート前で暫く待って12:00頃に搭乗開始。今回は左の窓側を確保しておいたので景色に期待。
機窓はANAの公式サイトからも確認できるので事前にチェックしておくと楽しみが増えるだろう。

ワクワク

NH377 羽田~中標津

フライトは定刻の12:15に出発し16Lから12:25くらいに離陸。
出発から離陸まであっという間だ。

離陸後は左手に東京ディズニーリゾート、スカイツリーなど大都会を眺めながら北へ北へ。コンビニで買ったオールドファッションドーナツをコーヒーの流し込みながら機窓を見るのが大好きでこのセットメニューは最近の定番となっている。

左手に襟裳岬が見えてくるといよいよ北海道だ。
12月に訪れた帯広や白糠の町を見下ろしながら降下をしていく。
右手にチラッと国後島や野付半島が見えたのを確認すると「右側の方がよかったかなあ」なんて思ったりしたが、厚岸の海岸線や別海の街並みを見ながらのフライトも良いものだ。

厚岸周辺

予定通り中標津に向けて高度を下げていくにつれて風が強いのを実感する。
アプローチ中に軽いエアポケットを久しぶりに体感したがそれ以外は難なく中標津空港のRWY26にほぼ定刻14:00着陸。
無事に到着して旅程崩壊する事はなくなりホッとした。

快晴の中標津空港

空港がコンパクトなのでゲートについてから荷物を受け取りレンタカーカウンターまで直ぐに行けた。
今回はじゃらん経由でオリックスレンタカーを予約していたので営業所まで送ってもらい手続きをして今回の愛車とご対面だ。
空港に到着してからレンタカーで出発するまで30分ほどで地方空港のコンパクトさを十分に発揮してくれた。

まとめ

今回は羽田〜中標津便の様子をお届けした。
次回は旅の内容をお伝えする。


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