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[ChatGPT] 近所のラーメン屋が閉店した理由をUX視点で考える

先日、好きだった近所のラーメン屋が閉店しました。
閉店すると聞くと、なんでダメだったんだろうと良く考えてしまうので
ChatGPTに聞きながら顧客視点で考えてみました。

お店の情報は、ざっとこんな感じです。

店名は「徳島中華そば」。
店頭には大きなラーメンの写真が飾られている。
看板商品は、中華そばで価格は一杯800円。
他に平日ランチ限定で塩ラーメンがある。
中華そばの味付けは濃くニンニクも効いていて、若い男性向け。
立地は駅前で利便性がよく、人通りも多い。
周りにはラーメン店が数点点在していて、家系やこってり系のラーメン店や中華料理店でリーズナブルな価格帯の店が多い。
駅のメインの利用者はファミリー層で、主婦や子供、30~40代のサラリーマンが多い。学生はあまりいない。
店内はそこまで綺麗ではなく、ラーメンの器に汚れがあることもある。 初めての人でも入りづらくはないが、店内で曇っていて外からよく見えないこともある。
購入方法は券売機とpaypayだが、paypayを使う人でも券売機で値段を調べないと買うことができない。
店内には自家製調味料や無料卵トッピングのオプションがあるが、店員に聞かないと出てこない。


こちらを元に4C分析で顧客視点でマーケティング戦略がどうだったのか聞いてみました。
入力した情報をまとめてくれたので非常に良いですね。!

【4C分析】
顧客(Customer)
ファミリー層の主婦や子供、30~40代のサラリーマンがメインの顧客層であり、学生はあまりいない。
味付けは濃く、ニンニクも効いていて、若い男性向けという特徴がある。
周辺にはリーズナブルな価格帯のラーメン店や中華料理店が多く、競合相手として意識する必要がある。

費用(Cost)
中華そばの価格は一杯800円である。
平日ランチ限定で塩ラーメンがある。

コミュニケーション(Communication)
店頭には大きなラーメンの写真が飾られている。
初めての人でも入りづらくはないが、店内で曇っていて外からよく見えないこともある。
購入方法は券売機とPayPayだが、PayPayを使う人でも券売機で値段を調べないと買うことができない。

便益(Convenience)
立地は駅前であり、利便性が高く、人通りも多い。
店内には自家製調味料や無料卵トッピングのオプションがあるが、店員に聞かないと出てこない。
店内はあまり綺麗ではなく、ラーメンの器に汚れがあることもある。


以上の分析から、徳島中華そばは、若い男性をターゲットにした、濃い味付けの中華そばを提供するラーメン店であることがわかります。また、駅前という好立地にあり、利便性が高いため、多くのファミリー層の顧客が訪れることが予想されます。競合店が多いため、特徴的な味やオプション、サービスなどで差別化を図ることが重要となります。また、店内の清潔感や見やすさにも改善が必要です。

まずメインの顧客層と商品が合っていなかったことが一番にあげられそうです。

駅前で立地は良いですが、ファミリー層が多いエリアで独身層はほとんどいません。近くに大学はないので学生もいません。年配の方も多く住んでいます。
ですので、基本的には料理を自炊する人が多く、周りにスーパーも多く点在しています。

その中で看板商品の中華そばは味が濃く、まず女性は好き好まないだろうなというほどです。
そうすると、自ずと客層は絞られ、昼間近くで働く男性や、仕事帰りの独身男性、たまたま一人で外食が必要になった既婚男性などになります。

メインの顧客層を考えると、家族で利用でき幅広い層に受け入れられる味のラーメン店だと良かったかもしれません。


また、UX視点で考えても改善点がありそうです。
ラーメン店で考えられる点としては、以下が重要です。

  • 自分の望むものがあると認識できること

  • 購入しやすいフローとなっていること

  • 食事中気持ちよく過ごせること

  • 食事中の体験を向上させる仕掛けがあること


それぞれで考えてみます。

「自分の望むものがあると認識できること」
”中華そば”という名前でなんとなく、醤油ラーメン系のあっさりした味を想像していまいます。そのつもりで入ってみて出てきたものがとても濃い味付けだったら、ひどい思いをしたともう来てくれなくなりそうです。

「購入しやすいフローとなっていること」
券売機は一般的なもので馴染みがありますが、現金のみとなっているためキャッシュレスが多い時代に利便性に欠けた可能性があります。
また、paypayのみ対応していますが利用する際は、「券売機で選択・購入前まで進んで合計金額を見て、それをpaypayで打ち込み、店員に見せ、券売機の選択を解除する」というものすごく大変な作業が必要でした。
これで対応できるのは、常連でいつも同じメニューを頼むため値段を知っている方くらいで、paypayユーザーも現金で支払ってしまいそうです。

「食事中気持ちよく過ごせること」
これは飲食業の基本ですが、清潔であることはまず第一です。
しかし、提供された器に汚れがついていたり、店主が汗をかきながら接客していては気持ちよく過ごせません。

「食事中の体験を向上させる仕掛けがあること」
自家製調味料や無料トッピングのオプションがあることは顧客にとって非常に付加価値になりますが、それが毎回店員に問い合わせないと出てこないものでは十分に活用ができていなかった可能性があります。
調味料はテーブルに出しておいて良いはずですし、”美味しい食べ方”のような案内をテーブルに設置し、プラスアルファの体験を促せるとよかったかもしれません。


以上から、なんとなく店が閉店してしまった理由が顧客視点で分析できました。
味は美味しかったのでとても残念ですが、望む価値を提供できなかったり、体験中のUXが低いと顧客満足度が下がり、客が減り売上が減り、閉店となってしまったようでした。

整理してみると、ふと自分も味は好きだけどそこまで通っていなかった理由がなんとなく分かりました。

実際には店に来てくださっているユーザーへヒアリングを行い、どこに魅力を感じているのか、不満に思う点はあるか等を聞いていくことで
より正しい分析ができるようになるはずです。


もし、自分が次同じ場所で開業するなら、醤油ラーメン、味噌ラーメンなど幅広い層に受け入れられる商品にし、清潔感のある内装とシンプルな装飾、テーブル席を多く配置し、シンプルなメニューとレジによる支払い方法が取れるようにするかもしれないですね。

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