「子どもの好奇心」が親にとっての発見になるかも、という話
今回は「子どもの発言に乗っかってみると、新しい発見があるかも」という話を書いてみます。
出かけるキッカケは長年タンスで眠っていたダルマ
先週、実家に行き「地震の際に転倒・落下するような家具類があるので断捨離せねば・・・」と思ったのですが、我が家を振り返ってみると、そういう家具の設置は無いものの、細々したものが収納スペースを埋めているものに気づきました。
例えば過去に在籍していた職場のメンバーに配られた「ダルマ」(大きさは小さめです)・・・。
縁起物とされるゆえ、なかなか捨てるにも捨てられず、そのまま収納の一部を占拠。こういったものを処分(返納)しに行こう、と小学生の子どもを連れて出かけてきました。
わが子、背の高い建物に関心を示す
ダルマは川崎大師に返納し、ついでだからと別の神社でもらったお守りも返しに行こうということで歩いていると、子どもがあるビルの前で「あの建物は何階かな?20階建てかな?」と興味を示しました。
最近別のところに出かけた際にも似たような発言をしており、どうも背の高い建物に最近関心を持っているようです。
その建物を見てみると「川崎市役所」の表記があります。
川崎市民でも無い私。市役所の建て替えをしている事は何となく知っていましたが、新しい庁舎が出来上がっていたとは知りませんでした。
「市役所であれば、だれでも中に入れるから、何階まであるかわかるんじゃない」と回答する私。
ということで子どもと中に入って、何階なのか確かめてみることに。
すると館内案内に「展望デッキ」なる表記を発見!
これは景色の良いところがあるかもよ、とデッキ(25階)へ上がってみました。
意図せず良い眺望に出会えた
展望デッキは、東西南北それぞれの方向を眺めることができます。
川崎市庁舎の周りには背の高い建物が少ないこともあり、冬場れのこの日は羽田空港、スカイツリー、富士山あたりはもちろん、東京湾を挟んだ千葉方面や、遠く南アルプスの山々まで見ることができました。
乗り物好きな子どもは、電車や飛行機を眺められ満足そう。
私も(最近は行っていないですが)登山をしていたこともあり、景色の良い場所は大好きです。
デッキ内に、ボランティアの方なのか分かりませんが、各方面の展望について解説してくださるオジサマがいて、その方によれば南アルプスまで見えるのは冬場くらいなのだそう。
かつて登ったことのある山々を、川崎市役所から望めるとは想像もしていませんでした・・・
時には子どもの好奇心に釣られてみるのも、良いのかも
ということで、今回子どもの好奇心から発せられた一言に釣られてみたことで、思いもよらぬ発見ができました。
子どもと出かけると、「あれが食べたい」「アレで遊びたい」などなど、元々の目的や予定からズレた言動が発されがち。
それを採用するかどうかは、各家庭によって異なると思いますが、
彼らには大人が持っていない視点を持っていたりするので、たまに採用してみると「新たな出会い」につながるかもしれません。
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