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子連れの温泉旅で、湯上がりビールを美味しくする「三度注ぎ(さんどつぎ)」

みなさんはビールはお好きでしょうか?
私はいつの間にかビールが好きになっていました。

前回「親も楽しく過ごす子連れ旅の工夫」ということについて書きました。

そこには書いていないのですが、旅先での行動パターンは、
①子供と一緒に風呂に入る
→②夕飯を食べる」
→③子供を寝かしつける
→④改めてゆっくり風呂に入る(妻と交代で)
となっていることが多いです。

本当は②の時にビールを飲みたいところなのですが、お酒を飲むと眠くなってくるので、③で本格的に寝てしまう可能性があります。

子供が寝た後に、ゆっくり温泉につかり、その後もダラダラ過ごしたいところなので、②でのビールは我慢することが多いのです。

でも、夕食時ならビールサーバーから提供される生ビールが飲めるのに、④以降ではそれができない!
そんな悩みを解消する技が「三度注ぎ(さんどつぎ)」というものでして、それについて書いてみます。


三度注ぎ(さんどつぎ)とは

三度注ぎとは文字通り、3回注ぐことです。

ビール大国のドイツやチェコなどでは、ビールを泡立てながら時間をかけてグラスに注ぐ伝統文化があるそうです。

私が三度注ぎを知ったのはキリンビールが運営する「キリンシティ」でビールを飲んだ時です。

3回に分けて注がれるため、提供されるまでの時間はかかるのですが、その分とても美味しい!

その後、縁あってキリンさん主催のセミナーに参加することがあり、そこで缶ビールでもできる三度注ぎの方法を学びました。

缶から直接飲むよりも、きめ細かな泡ができビールサーバーで注ぐような生ビールと遜色のない味わいになります。

そのためセミナーを受けて以降、自宅で缶ビールを飲む際は三度注ぎをして飲むようになりました。

そして旅先でも子どもが寝た後、風呂に入ってから缶ビールを備え付けのグラスに3度注ぎして飲んでます(宿によってグラスの大きさが違うので、できないケースもあるかもですが)。

三度注ぎの様子

では缶ビールを使った3度注ぎはどうやるのか?

期間限定発売の「一番搾り とれたてホップ」を使って紹介してみます。
(ちなみにこれは岩手県遠野市にふるさと納税してもらっていたもので、#いい時間とお酒をキリンビールさんがやっているからと、忖度したものではありませんww)

今回用意したのは「キリン一番搾り とれたてポップ」

最初は缶を高い位置に持っていき、そこからグラスに落とします。写真のように泡だらけになりますが、泡が半分くらいになるまで待ちます。

一度目を注いだ後

下の写真のように、泡が半分くらいまで来たら、二度目を注ぎます。

泡が半分くらいになったら二度目を注ぐ

二度目は、コップのフチより少し上に泡が来るように注ぎます。

二度目を注いだ後

またしばらく待って、泡がコップのフチより下がる前に、ゆっくり3度目を注いでいくと、コップのフチより上に泡がこんもりできていきます。

この泡は傾けてもこぼれることが無く、きめ細かな泡になっているということが分かります。

3度目を注いだ後
傾けてもこぼれてこない!

こうして出来上がった一杯は、時間はかかるのですが、缶ビールをお店で飲む生ビールと遜色ないものになっているのです。
この記事を書きながら美味しくいただきましたw

ということで、これが旅のクオリティを上げておりますので、ビール党の方はぜひお試しください。

余談:一番搾りを生み出した人について

前回の花巻旅では『銀河鉄道の父』をAudibleで聴いたのですが、キリン一番搾りにまつわるコンテンツもAudibleで聴くことができます。

ハートランド、一番搾り、氷結、淡麗グリーンラベルなどを作った前田仁さんという元キリン社員の方の伝記で、一番搾りが世の中に出るに至った経緯をワクワクしながら聴くことができました。


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