見出し画像

形而上学 実践哲学の学び Vol.16

第ニ章 人間

16.人としての基本姿勢

どのように生きることが
人として在るべき姿なのか?

一、自分を始め、万物の「存在意義」
  「使命」「役目」を見出す。
二、万物が共に存在するための
  「決まり」「法則」を守っていく。
三、決まり、法則を維持し、
  また他に知らしめ、
  社会の「健全運営」「和」に貢献する。
四、決まりや万物生成ほ元である
  神、佛の存在を認識する。
五、先祖へ感謝して、
  子孫への責任を果たす。

一、の存在意義とは、
世の中に存在するものにはすべて無駄な物はなく、
存在する意味が有る。
時には、人間にとって害毒、
苦となるような物(人)も
意味が有るから存在している。
その存在を認め、
善を伸ばし悪は有効に
活用(善用)することである。

二、の決まりとは、
万物が有効に役立つための法則が有り、
その法則を知り、守って行くことが必要である。
原因と結果の法則、相対物質の同時存在、など
「二十八の原理、原則」が有る。

三、の貢献とは、
大自然の決まりは社会の健全運営のために
決められている。
個人は社会(集)の一駒であり、
社会の運営が優先されることを
知らねばならない。
個人より集団、家族、職場、地域、国の利益が
優先される場合がある。
集の利益を優先するほうが、
個人の便宜も図られて行くものである。

四、の万物生成の元とは、
事物現象の大本、創造主が在るということに
気づかねばならない。
そして、その存在、仕組みに対して、
感謝の念を持たなくてはならない。
それが礼拝であり、供養である。
神社、佛閣、教会等、神、佛の鎮座される場所は
大切にしなければならない。

五、とかく先祖への感謝が忘れられてしまう。
決して高価な墓を立てることが良いことではない。
自分の身体が存在するには、
先祖という存在がなくてはならない。
また自分の親族以外の多くの先輩、
社会の先祖のおかげで
今日の文化、科学、学問が有るので、
個人だけでなく社会全外の先祖に感謝をする。
先祖から頂いた身体、知恵、財産、
そして徳を大切にして
増やして行くことが重要な心構えだ。
それが子孫へ果たす責任の第一歩である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?