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Xで4万いいね をいただいた絵の解説

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24・9・5
絵について
Xで4万いいね をいただいた絵の解説
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エアコンつけっぱなしで部屋を出てしまったヒロです(心に残る)(後悔)

Xでアップした絵をすごくたくさん見ていただくことがままあります。
https://x.com/hiro_gokinjyo/status/1830790577711128807

そういう絵をアップする時って、今までの傾向から「この絵は多くの方に見てもらえそう」と感じつつアップするのですが、まれにそこからさらにその予測を大きく超えていきます。
大きく超えるかどうかは運なのですが、「ある程度は見てもらえそう」という予測は立てています。

結果からの想像になるのですが、多く見てもらえる絵の特徴が自分なりに傾向があると思ったので、そういったことについての記事です。

多くの人に見てもらえるというのは、今までの知識経験からくる技のようなものではあるのですが、絵の描き方のTIPSのようには再現できないことなので、今回の記事にそれを期待されるとガッカリされる内容ではあります。

ただ、作者である「自分自身の理解」と、「時代背景」のようなものがリンクしていて、そこを考えるのはすごく重要なので、読んでいただけますと幸いです。




▼数は足し算

多くの人が興味があるであろう「数」についてのお話をするとしたら、僕は「多く見てもらうという目的」については「足し算」だと考えています。

まず重要なのは、絶対的な「良い絵」という絵がこの世界に存在しているわけではなく、絵を「良いと思う人」がこの世界に存在してくれるから、この世界に良い絵が存在することになります。

ここを理解しておくのが重要です。

だから「良い」という基準は「人によってまったく違う」ということがあります。(だから全ての人がたったひとつであって、そのことに切なくなったりします)

だとしたら、ストレートに考えると「良いと思う理由」を足していって、その数が大きくなるほど「良いと思う人」が多くなります。

コンセントの絵でいうと、


・こういう風景を見たことがある
・写実的だけどシンプルに描いてある視覚的なおもしろさ(絵というメディアの優位)
・圧迫されているコンセントへの意味づけ
・コンセントという言葉からの意味づけ(英語と和製英語の違い)

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「絵について」と「仕事について」の記事を週2回お届けします。 ///////////// 日本では社会に出てから自分の好きなことを学び直す…

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