オンラインサロン① 『ご挨拶&サロンについて』

ここでは
Facebookページで運営中の
俳優向けオンラインサロン内で
ライブ配信された動画を
文字起こしして、文章としてお届けします。
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ライブ配信 ① 「ご挨拶&このサロンについて」 2020.04.03.

こんばんは。始まりました。

この度は、俳優向けのオンラインサロンにご参加くださいまして、
ありがとうございます。

本当に、思いつきで始めた、勢いで始めた部分はあるんですが、
半年くらい前からやりたいなと思ってたんですよね。

昨年、1年間で改めて俳優としてのトレーニングを受けたら、
こういうこと教えてもらいたかったなーと感じたんですよね。

私が若い時って、たたき込むというか、身体でとりあえず覚えろってみたいなやり方でしか、お芝居を習わなかったなぁ、怒られてばっかりだったなぁ、根性だとやっていたことあったけれど、
自分のいいところを生かしていければいいのになということがよぉくわかったんですよね。
そのトレーングを受けれて、その場がいい出会いであったんです。

自分が演出してても、俳優たちがね、こちらはいいと思って(出てほしいと)お声かけしているのに自信がない、
ってのを埋めたいなと思った時に
自分が改めて俳優としてトレーニングを受けたら
(ちょっとした自分の)「自信のなさが出るな」と感じた。

もっと自分として、
自信をもっていけるようにしていきたいな。

かといって演劇学校をつくるのは違う、それはやりたいことではないので、
何かしらのコミュニティの中でシェアできたらいいなと、トレーニングの前半を終えた半年前くらいに思ったんですよね。

今、演劇公演の中止、テレビ局も撮影を中止して、スタジオも閉じて、
その流れは当然で自粛していいと思うんですが、
不安に飲み込まれてしまっている人が多くて。
経済を含めて、よくわからない憤り、怒りを違う矛先に向けているのは、ちょっと悲しいなと思ったりしてまして。

現場がなくなって、稽古場がなくなって、もんもんとしているくらいなら
この時期に蓄えて、準備して、俳優として磨いて、いつでも「いざ出陣!」できようになったらいいんじゃないかなーと、勢いで(サロンを)立ち上げました。

決めた!ってしてから、1日で情報リリースしたので、
まだ全然浸透してないし、でもその1日で6,7名が参加してくださっているのは有難いですね。
ここがひとりで居すぎて不安、仲間はいるよって場所になったらいいなと。

blogで、想いについてみたいなことを書きましたが、
(https://ameblo.jp/hiroe-yukino/entry-12586074864.html)
自信をもって生きているというのが、俳優として、
人としても魅力的なのって、自分の人生に自信を持っていることじゃないかなと。

だから俳優さんじゃない人も、参加してくれているのも嬉しくて。
俳優のトレーニング、演技、演劇の創作には、人間力を高める要素がいっぱい詰まっている。
一般の方にでもいくらでも伝わる。トレーニングの内容とか考え方とかって、人生が豊かになることが、たくさんあるよ。
俳優向けと名前がついているけれど、俳優じゃない人でも参加してもらえたらいいなという思いもあります。

自分らしく、自分の人生に自信を持って生きる人が増えたらいいなという場。
特に俳優に向けては、少しは私が経験として持っているものをお渡しできたら、ここが、<場>になればいいな、コミュニケーションできる場所になればいいな、と思っています。

劇団、事務所に所属してないと、こういう風に現場がなくなると、本当に孤独なんですよね。どうにかしてひとりで戦わなくちゃ、って思ってると思うんですが、今戦うところじゃなくて、戦っているなと感じる部分もある。

改めまして。
金崎敬江(かなざきひろえ)と申します。
mielというレーベルを2010年から主宰をしています。
元々は早大劇研の東京オレンジ、bird’s-eye viewという集団を経て、mielでは演出、振付、俳優、プロデュースをしています。

何足の草鞋だよ、という話もありますが
最近はからだほぐし【みえるからだほぐし】という
セルフケアのできる整体もつくって、まとめてお伝えするプログラムを1年前から、教える人ができる人を育てるということもしています。

振付では、こどものミュージカルに関わったり、静岡にあるSPACの振付に入ったりもしてます。大きなお仕事も頂いたり、映像でMV、PVなどもやりました。
舞台が主で、高校から始めて、28年目に俳優歴が始まりました。丸々27年やっています。
もうすぐ45歳ですが、そのうちの27年俳優やっていますと思うと、そこそこ長い芸歴ですね。関わった舞台は160くらい。

それだけの人と作品を創ってきたこともあるし、舞台に立った分、2万人とかもっと多くのお客さまに観て頂いている。ありがたいですね。
いろんなことを学んだし、すごくいろんな失敗してきたし、失敗の方が多くって。でも、辞めようと思ったことは1度もなかったんですよね。
失敗のこと言い出したら、どれだけあるんだよーってことになっちゃうけれど、おいおいそういうお話もしていきますが。

中学・高校とかの演劇部の指導など、授業にも関わらせてもらったりと
いろんな人たちと出会えてこれたことは大きいし、去年通ってたトレーニングは主に映像演技ではありますが、俳優としてのあり方は一緒。
その人の魅力がどう出るかってことしかないので。

なので、舞台の俳優も映像の俳優も変わらないんです、表現の仕方が違うかもしれないってだけですね。

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