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赤いろうそくと人魚(エッセイ)

「赤いろうそくと人魚」という
童話をご存じだろうか。

小川未明の作品で、
(てっきりアンデルセンかと
思っていたワタシ・・・笑)
子供の頃からずっと覚えている。

ストーリーは、下記にざっくりと。

*****
ろうそく屋の老夫婦に拾われた人魚の話。
美しく成長した人魚の娘は、
ろうそくに赤い絵の具で絵を描き始める。

絵の描かれたろうそくを持っていると
どんな荒天でも無事に
帰ってこられるとして、
たちまち評判となる。

が、悪い人はどこにでもいて、珍しい
人魚を欲しがる。

人魚は悪い人に引き渡される直前までせっせと
ろうそくに絵を描き続けるが、間に合わず、
最後のほうのろうそくは赤く塗りつぶす。

その赤いとうそくをともした直後、
大嵐がやってきて、いくつもの船が
難破してしまう。
*****

もう少し入り組んだ話だったかも笑。

私はストレスの多い職場で、急かされる度に、
自分を人魚に重ねてきた。
そんなに急かすなら、書類全部、真っ赤に
したるで!って。

今、ほとんどストレスのない状態は、
私がウン十年、がんばってきたご褒美?

今の私のろうそくは、多少、模様が入っている。
noteも、その模様のひとつかな。


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