1か月も経たないうちに、また釧路に来たよーNO2(JR北海道 釧網本線に乗る!)
塘路湖 (とうろこ)は北海道東部、標茶町にある淡水湖で、釧路湿原国立公園にある。いくつかの河川が流れ入り、そして釧路川に流出している。
親子二人のカヌーにインストラクターが1名乗り込んでくださった。
私たち親子は、気が向いたらパドルを漕ぐ。
塘路湖を抜け出て、
カヌーは、湿原を分かつアレキナイ川へ。
左右岸には、野生動物の姿を見ることができた。
そして、川から岸へ上がる「ミンク」も発見。
ミンクというと高級な毛皮のコート。
昔、釧路地域には、ミンクの工場があり、ミンクの飼育場があったそう。
2001年に閉鎖されたあと、飼育していたものを放棄したり、脱走したり。
そのまま生きながらえていて、湿原に今でも姿を現す、
とインストラクターが話してくれた。
たっぷり2時間半。天気も持ちこたえてくれて、釧路湿原の内部を
詳しく知ることができたカヌーだった。
カヌーは、細岡駅周辺に到着。
そこから車で、出発地点の塘路湖まで送ってもらう。そこで解散。
その後、徒歩で塘路駅へ。
その間を散策。
標茶町博物館「ニタイ・ト」では、地域の自然や野生動物、アイヌの方々の
暮らしぶりが分かった。
クマ祭りと訳されるアイヌの儀式「イオマンテ」には、
写真付きの展示に
ショックを受けた。
北海道集治監釧路監本館の役割は、ショッキングだった。
北海道の開拓は、囚人たちによるところが大きいことを知った。
お昼は、駅まで行く途中に会った「プレッツェモーレ」の牡蠣パスタ
とにかくおいしかった!モチモチの麺。
今まで食べたパスタの中で、一番だな。
塘路発12:17 湿原ノロッコ号で釧路へ戻る。
乗車して間もなく、雨が降ってきた。
フィッシャーマンズMOOで買い物。
この段階でお土産を買うのは尚早と、ふらっと1周。
息子は大学生にもなって、幼い子どもに交じりながら、駄菓子屋で
長い時間かけて買い物。
土砂降りの中、MOOのすぐ前にある宿 カムイレラに走って戻る。
この二日間、私しか宿泊者がいないため、1棟貸し切り状態。
広くておしゃれな共有リビングで、
ほぼ半日、息子と二人、テレビを見て過ごす。
日ハム対ロッテ、9-3で日ハム勝利。
夜は、外に出ていく勇気もなく、宅配ピザを食べる。
どんな話をしていいか考えている間に、時間は過ぎていく。
久しぶりに過ごす自宅(にいるような)時間。
今になっては、日常でなくなってしまった息子との「日常」の風景。
まだまだ一緒にいたい気持ちのまま
大雨の中、バス停まで息子を送り届ける。
バスに乗り込んだ息子、またしても、後ろを振り返ることなく帰る。
(寂し…)
カムイレラに戻る。
昨日は、貸し切り状態をウキウキしながら謳歌していたのが嘘のように、
寂しさがこみ上げる。
息子に会いに来た釧路の目的は、とりあえず達成してしまった。
明日からは、本当の一人旅。
続きは…。
あるのか…?
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