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『僕達のお金についての刷り込み 』

お金の歴史から学ぶものがある

皆さんお金についての知識を深める方法は世の中に沢山ありますよね?

色々な方法があって良いと思いますがその1つは「お金の歴史を知ること」です。
日本人の多くが抱いている感情に「お金は卑しいものである」というものがあります。

じゃあなぜそう考えてしまうのかというと、諸説ありますが**その1つは江戸時代まで遡ります。
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貴穀賤金

江戸幕府が布いた「士・農・工・商」制は、職業を4種類に大別するものでした。
身分として一番上に置いたのは武士、その下には農民そして職人というモノづくりの職業を置き、お金を扱う商人は一番下の階級でした。

当時の武士たちはお給料(俸禄)をお米でもらっていました。
「貴穀賤金(きこくせんきん)」という言葉があったように、江戸時代の経済思想の一つとして金(当時の銭)よりも米穀を重んじるべきとする思想がありました。

その結果、お金に関することを口にすることは卑しいという風潮が生まる要因になりました。

今でも刷り込まれた考え方

しかし幕府崩壊後は貨幣経済の時代になり今に至ります。
にもかかわらず、僕達の潜在意識には未だに江戸時代の意識が刷り込まれています。

お金の歴史を知る事が金融リテラシーを高めるスタートになります。

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