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チームビルディング|反論がないのは議論する気がないのか


 こんばんは。中国古典を中心に日々の組織運営、自己成長に役立つ記事を書いています。自分と組織の成長、そしてこのnoteを読んでくださった皆さんのお役に立てるとうれしいです。本日は古典から離れますがチームビルディングの現場の改善活動のお話です。お付き合いください。

課題意識


 最近、テレワークが増えてオンラインでの1on1やミーティングといったコミュニケーションが増えた方は多いのではないでしょうか。

 私もかれこれ1年半以上テレワーク半分、出社半分の日々。緊急事態宣言発令後は、テレワークの方が多くなっています。
 自分が出社していてもテレワークのメンバーもいるため、会議は自然とほぼ全てがオンライン。

 そんな中で自分がファシリテートする会議でヒヤヒヤするのが、「沈黙タイム」。 私たちの組織では顔出しは自由のため、相手の反応が読み取れません。
そして、

「それでは質問のある方、お願いします。」

 質疑タイムや議論の時間です、とあえて時間を作っても、部署のメンバーの沈黙が続く。。。ファシリテーションが悪いのはわかりますよ。
 ですが、納得したのか?返事がなければ本当に納得したの?どうなの?って、思ってしまいます。

 しかし、オンラインのせいにしているようで実はかつてリアルの会議でも同じような状況ではなかったでしょうか。リアルだと、眼で発言を促すことができたりして、発言があっただけではないのか?他に原因があるのだろうと思います。

反論がないのは議論をする気がないから?


 会議の参加者から意見反論がないのは、「話しても無駄だ」という心理が働いています。
なぜ無駄と感じるのか、を一つ掘り下げると

①意見しても通らない、聴く耳を持ってくれない
②そもそも仕事にコミットしていないから他人事
③論点がずれている

これらが浮かび上がってきます。

 ②について補足すると、納得した活動の場が与えられていないから、コミットしていません。メンバーそれぞれの個性、志向と仕事のマッチングができていない状態です。

 会議がしらけているな、と思ったら、みんなの意欲が湧かない原因として、これらの観点で原因を探ると、本当の原因がどこにあるかを分析できそうですね。

 そして、これらは仕事やチームのミッションを創り出しているマネジャーの行動で変えることができることばかりです。

自己分析


 私の今陥っている状況をチームのみんなと話し合ったり、改善チームを介して意見を集めたところ、②の意見がありました。個人的には③を大きく危惧していたのですが、どうやらアプローチを変えた方がよさそうです。

 目下改善活動中です。どんな行動をとったか、どのような変化が見られるか、別の記事にて後日共有できればと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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