訥言敏行(君子は言に訥して、行いに敏ならんことを欲す) 「論語」(里仁篇)
「論語」や「韓非子」で学んだことを自分の行動原理として定着させること、仕事に活用すること、これはnote始めてみようと思ったきっかけの一つです。
これらの書物には現代を生きる私たちの生きる指針になる、いわゆる名言格言が並び、これを超訳されている解説書を読むわけです。私はよく守屋洋さんの解説書を拝読しています。数多く執筆されており、自然と守屋さんの書に触れることになりました。
さて、タイトルの「訥言敏行」は、君子は弁舌は拙くても、機敏に行動すべきである、という意味。
実行を伴うことで人から信頼を得るもの、当たり前のようで完璧に実行することは難しいですね。
仕事においても、いくら雄弁なことを言っても実際実行に移す気がないような人は信頼残高(*)を低下させてしまいます。上司や部下に対して、こうやるべきだ、こうありたい、と言うものの、実行を伴わない、そんなことがあるよなあ、と思い当たる節がいくつもあります。仕事は信頼あって成り立つもの。信頼は行動により確固たるものになるでしょう。
(*)「信頼残高」・・・スティーブン・R・コヴィー著「7つの習慣」(キングベアー出版)p270より
(参照)
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