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戸田市の未来の学び応援プロジェクト

さて教育関係の話題の投稿ということで、各自治体の面白そうなプロジェクトを紹介してい来ます!
今回は埼玉県戸田市の、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングについてです。

戸田市未来の学び応援プロジェクトって?

以下のホームページによると、
「未来の学び応援プロジェクト」は、これまでの教育・学校の「当たり前」を問い直し、学校主体での夢のある学校改革や、教育委員会による産官学民連携の下での教育改革の提案を実現する事業です。

とのことです。
動画も作成されていて、イメージが分かりやすいですね。
個人的には以下のリード文が好きです。

決められた正解をひたすらに探し求める学び。
教壇に向かって一列に並んだ机の配置。
教師の経験と勘と気合いだけに頼った指導。

こうした、これまでの学校・教育の「当たり前」を問い直し、ワクワクする未来の学びを実現するため、学校が動き出しましたーーー

どこが面白い?

以下の3点が特色があるなと感じました。

(1)学校主体であること

今回のクラウドファンディングに当たり、教育委員会から提案を募集した結果、10件超の提案が学校などから出されたそうです。
約半分の学校が「やってみたい!」という意欲があるのはすごいことですよね。こうしたボトムアップでの動きというのは持続可能性が高いと思います。

(2)「当たり前」を問い直すものであること

上記ホームページには、これまでの教育・学校の「当たり前」を問い直す提案であることを要件としているといった記載がありました。
「脱・正解主義」「脱・予定調和」など、パワーワードが並んでいますね(笑)

確かに自分が生徒の時は、こうしたことを特に疑うことなく授業を受けていましたが、これからの変化が激しい時代の中では、教育・学校の在り方そのものを見直していくことも必要になりますよね。
他方で、いくら制度を変えても、現場のマインドセットが変わらなければ変化は起こりませんので、そこの改革を問うているのが特徴的だと感じました。

(3)基金まで作っていること

今回のクラウドファンディングのために「戸田市未来の学び応援基金条例」を議会で可決させ、基金を創設したとのことです。

打ち上げ花火のような取り組みかと思いきや、継続的に資金確保をして機動的に運用しようとしているのだと思います。
これも、人が変わっても改革の動きを止めない、いい仕組みづくりだと感じました。

広報活動も!

さらに、こちらのnoteでは、著名人からの応援メッセージなども掲載されているようです。

ふるさと納税の仕組みを活用しており、控除対象になりますので、もし今年余りがある方はチャレンジされてもいいかもしれませんね!(寄附も一番上のリンクからできるようです。私もささやかながら寄附してみました。)


次回もこんな感じで自治体の特色ある取り組みを紹介しますので、また是非ご覧ください!

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