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ニューノーマルなお花見の楽しみ方

街を歩いているとふとした時に桜が目に飛び込んでくることが多くなりました。昨年から続くコロナ禍では、桜の咲き誇る公園にレジャーシートを敷いて、大勢でわいわいお花見をしている光景もめっきり目にしなくなりましたが、個人的にはこの、“歩いている時にふと目に飛び込んでくる桜”という、いわば「ニューノーマルなお花見」というのもとても趣があるなと感じています。

もともと、「毎年春は必ずしっかりとお花見をするぞ!」というタイプの人間ではないので、大勢で集まってお花見ができなくなったことにたいして全く抵抗感はないのですが、1年の中で四季を感じる景色は素敵ですし、春にしかお目にかかれない桜は、その鮮やかなビジュアルはもちろん、刹那的な美しさという点において、目にしたときは嬉しい気持ちになります。

ではなぜ大々的なお花見をせずとも、偶然街を歩いていたり、電車や車から目にする桜に喜びを感じるのかと考えた時に、ポイントが2つあると分析しました。

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①意図せず目にする桜のサプライズ性!

まず一つ目はそのサプライズ感にあると思います。何気なく散歩していたり、何気なく仕事やプライベートの用事で目的地へ向かっている道すがら、たまたま目にする桜というのはどこか「得した感」を感じます。これは「自分で高価なモノを買い物する」ことよりも、「値段は高くなくとも、意図せず他人からプレゼントをもらった」ときに感じる“喜び”や“ほっこり感”と似ていると思います。

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②唯一無二の“絵画”のような、自分だけの「作品」を楽しめる!

二つ目は自分が目にした桜は、その周りの風景も込みで唯一無二の絵画のような感動を与えてくれる点だと思います。誰もが知る桜の名所でのお花見というのももちろんとても素敵だと思いますが、街で偶然出会った桜の景色というのは、その周りの街並みや自然、建物など、自分が今まで知らなかった風景と合わさって、“初見の絵画”のような新鮮さや感動を覚えることもあると思います。たまたま目に飛び込んできた桜とその周りの景色だからこそ、自分の目で見て、カメラやスマホで切り取って記録することで、自分だけのいわば「作品」にすることができます。

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以上2点を、街で偶然目にする桜から感じる感動ポイントとして、ニューノーマルなお花見の楽しみ方とさせていただきました。今はみんなで集まれなくとも、密を避けて歩きながらや、少しだけ立ち止まるだけで、しっかりと春を楽しむ方法はあるのではないでしょうか。ふと街で偶然桜を目にした際に個人的に感じたことを簡単にまとめさせていただきました。

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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