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noteとは「悪意を排除するデザイン」

そういえば、noteいつから始めたんだっけ?

昨日、はじめてnote主催のイベントに参加しました。note感謝祭は全3部制で、僕は1部と3部の懇親会に参加。

参加者の皆さんと交流する中で「いつからnote書いてるんですか?」と言われて、そういえばいつからだったっけ?と考えてしまって。

調べてみたら、去年の2月からでした。こんな記事を書いていたっけ。

noteのことはもっと昔から知っていたけど、なんか高嶺の花みたいな感じがしていて。クリエイターさんのためのものというイメージで、僕なんかが書いていいのかな、みたいな。でも思い切って始めてみた。

始めたからには書かなきゃ、となるべく週一のペースは崩さないように書いてきたんですが、書いていて他のブログ系サービスとの決定的な違いを感じるようになります。

ラクなんです。

主にファッションについて綴っていますが、これ書くとあれ系の人が怒るかな、とかあの人が気にするかも、みたいなことを考えなくていい。リンクをばんばん貼りあったりする必要もない。そういう変なグループや集団みたいのがなくて、個人の頭の中を自由に発信したり覗ける感覚。それがとても新鮮だった。

感謝祭に登壇された、noteを運営するピースオブケイクの加藤社長いわく「今のWEBメディアは菊池寛が文藝春秋を立ち上げたときにすごく似ている」のだとか。文藝春秋は菊池寛をはじめとする小説家や提言者たちが「自由な表現」を求めて自ら立ち上げた雑誌。出版社が統制していた時代から個人が表現者として自由に発信していくという状況は、まさにその再来と言えるかも知れないなといたく納得してしまった。

もちろん既存のメディアにもお世話になっているけど、ちょっと閉塞感みたいなものも感じていて。先方のさじ加減ひとつで大きく左右されるし、電波系メディアには現場の末端のことなんて考えてない人も多い。フリーランスでやってる人間は、うまいこと使われているだけでは仕事にならないんです。

だから自分で発信していく必要があるし、自分主導で自由に話せる場が必要だった。それが僕にとってはnoteだったんだと思います。

実際そこから思いもしなかったような仕事

を頂いたり、自分のスキルアップにも繋がったりと、得たものはすごく大きいと実感しています。PR記事と書いてないので決してnoteのステマじゃございません。

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さて感謝祭、第1部前半では文藝春秋、ライツ社、早川書房と出版関係の方々登壇。いかに紙の本に繋げるか、新しいファンを増やすかという話を実際の数字を公開して伝えてくださり参加者はメモしたりタイピングしたりと盛りだくさんの1時間に。noteでは今1日約1万本の記事が上がっているそうですよ。ライブ配信のアーカイブからぜひご覧ください。

https://youtu.be/AB717GCv4mI

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後半にはTBS、NHK、テレビ東京でnoteを活用している局の関係者の方々がその効果や展開について語ってくださいました。TBSさん、テレ東さんお世話になっております。最初はどの局も「note?なにそれ」的な反応だったそうですが、コンテンツが軌道に乗ってくると急に教えて教えてと寄ってくるそう。NHKの川瀬さんが「テレビ局あるあるだよね!」とツッコみ笑いが起こっていました。テレ東さんのシナリオ企画のくだりも必見です。

https://youtu.be/cEOhDKwWvck

僕が参加できなかった第2部はこちらから↓
https://youtu.be/ul7IGfRhDu4

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第3部ではCXOの深津さんを始め開発陣の方々が質疑応答に登壇。みなさんアイコンが激似。深津さんは想像以上にソフトな語り口でしたが、笑顔で「noteでヤンチャすると後で後悔しますよぉ〜♪」とおっしゃるのが逆に怖かった。有料コンテンツを読んだ後返金OKで荒れるのでは、と懸念されてる方も多いようですが、裏側ではしっかり対策を考えているようですよ。マーケットインよりプロダクトアウトだとおっしゃっていたのも個人的には好感でした。

https://youtu.be/m9Vw16yG1do

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後半は飲み会!ということでお洒落なケータリングとキリンビールさんご提供のドリンクで乾杯。人見知りの自分としてはかなり頑張って色々な方と交流したつもりです。お話ししてくださった皆さまありがとうございます。本当に色んな背景のクリエイターさんがいるなと改めてnoteの幅広さに驚きました。

 
NHKの川瀬さんが「深津さんが”noteはシステムとして悪意を排除したデザインにした”と言っていた」とおっしゃっていたのですが、それまさに今実現してるよね、と。

そんな空間なんてムリだよ、と思う人もいるかも知れないけど、いつもnoteを使っていて、感謝祭に来てみて、本気で志向すれば叶うんだなと実感できました。やっぱり信念なんですよ、ビジネスで大事なのは。

質疑応答のコーナーで「noteを人に説明するとき、なんと言ったらいいか言葉が見つからない」という質問があったんですが、僕は「悪意を排除するデザインを実現した街」だと言いたい。もっと多くの人に使ってほしいし、気軽に始めていい場所だと思います。僕もファッションだけにかたよらず書いてみようかな。

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スタッフの方々も皆さん、利用者を「お客さま」として丁寧に対応してくださることにも、とても痛み入りました。しっかりトップの想いが伝わっているのでしょうね。

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またイベントなど参加できる機会があれば、出不精の精神を断ち切って参加したいと思います。とても楽しく、学びのあるイベントでした。ありがとうございました。

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