【東京島酒『嶋自慢』の飲俗學<2>】 気分だけは”旅の宿”、新島架空探訪記。
■島に征く道は果てしなく遠い。だのに、行った気持ちで島語り。
かく言う私は、いまだ新島に渡ったことがない。だから、偉そうに言えない。何事も現場主義の私なのだ。
でもね、である。
なにせ、私の在所から直線距離826㎞、電車と飛行機、フェリーで移動する時間だけでも13時間以上は掛かるかという長駆、GGでは体力が保たない。それよりもなによりも、行こうにも銭が無いのだな。うぬ。
ということでそこんとこ、気分だけは”旅の宿”、ああ風流だなんてひとつ短歌でもひねって嶋自慢記念日