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多様な人材活用

マネジャーとして挑戦すべき課題の1つに「多様な人材活用」がある。

最近のマネジャーは、多様な雇用形態で働いている人たち、多様な文化的背景を持っている人たち、多様な年齢の人たちを部下として抱えるようになる
(中原淳「駆け出しマネジャーの成長論」より)

中原先生によると、多様な人材活用にあたって、日本特有の文化(価値観)の阿吽、察し、背中の3つは、それを難しくするコミュニケーションパターンだそうです。

「呼吸で悟れ」「察してくれ」「背中から学べ」これら全てに言えるのは言葉での説明が十分でない。グローバルに対応するマネジメントには「丁寧に言葉を尽くして全員の納得解を得る」ことが大切となる。

 時短や在宅勤務など働き方が他の同僚と異なる場合、この3つはマネジャーでなくても1プレーヤーとして注意したい。自分の不在時の対応や仕事内容・注意点を「呼吸で悟って」「察して」「背中で理解して」では、他の同僚から積極的な助けを得ることができない。1日の仕事の見える化、進捗状況を把握できる共有表、注意しなければならない点、課題、考えられるリスク等、丁寧に言葉を尽くして全員の納得解を得ること。多様な雇用形態を選ぶ私たちは忘れないようにしたい。
 
http://www.chuko.co.jp/laclef/2014/05/150493.html

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