部下育成
私はまだ管理職になったことがない。
だから部下を育成したことはない。
マネジャーとして挑戦すべき課題の1つに「部下育成」がある。
(中原淳「駆け出しマネジャーの成長論」を参照)
新入社員のトレーナー経験なら私にもある。自分のやり方を見せたり手順を教えて新入社員がスムーズに1人で仕事をできるようにすることが役割だと思っていた。あとは後輩の話を聞きながら本音を聞き出して離職する危険がある場合、思いつく限り仕事の楽しさを伝える。そういうことに近いのかな?…いやいや「マネジャー」の「部下育成」とはそんなことじゃない!!
マネジャーにとっての部下育成とはリスクを取って部下に仕事を任せ、適切なタイミングでフィードバックをすること。
そして大事なことは部下本人に間違いを気づかせて対処法を選択肢の中から選ばせること(2つだと恣意的に見えるから3つか4つ)中長期の視点に立つと部下を育てることは会社全体の成果を上げることにつながる。
春になると新入社員が仲間入り。後輩に新入社員のトレーナーやメンターになってもらう機会がある。この「部下育成」の観点でトレーナーの役割を理解してもらうにはどうすればよいか。きちんと説明すればいいのか、いやいや説明ではなくて、いろいろな選択肢を3つ4つ一緒に考えながら、後輩に自分で考えてもらう。後輩自身もトレーナーの経験を通して成長してもらうことを考えなくては。新入社員には長年組織にいると忘れてしまうようなまっさらな視点を思い出させてもらったり、こうして色々な形で私たち自身も成長する機会をいただく。
春が楽しみだな。
http://www.chuko.co.jp/laclef/2014/05/150493.html
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