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僕は「僕」で出逢う世界を楽しむ

あと1週間3/15〜3/21まで
風の音楽家のツアーとなります。
18切符を駆使して、
広島、岡山、大阪、滋賀、名古屋、
奈良、高知
と巡ります。

久しぶりの演奏ツアー。
正直、CD何枚持っていこうかな?
と、考え、憂鬱になって目が覚めました。

市場に晒される現実が怖い。

CDが売れなくなって
アーティストは大打撃だ〜
と言われて久しい昨今ですが、
個人的事情は違います。

元から売れなかったCDが
ほとんど売れなくなった。

ってだけの話なんです。

*******

2000年初頭、
僕もパソコンを覚え始め、
CDが、「デビュー」しなくても
自分で作って売ることが出来る。

そんな時代に(経済的な)可能性を
見出しました。

そんなに有名にならなくても、
地道にツアーをして、
CDという「商品」を売っていけば
生活していくことが出来る。

そんな夢を見ました。

自宅で試行錯誤、レコーディングをして、
山梨だったか、関西だったか、
高速バスで遠征に行きました。

ライブをさせてもらいました。

CDを10枚だか、20枚だか
持って行きました。

売れたのは
1〜2枚だったかな?

他の出演者は
物販席でサインとかしながら、
確実に「ありがとうございます」
とか言って、
売れているのがわかります。

・・・惨めでさ。

********

おそらく、
多くの友人知人の音楽家達は、
CDを売って、
それを糧に暮らせてる。

そんな時代があったのだと
思います。

そして、今も配信したりせずに
CDに価値を置いて、
安売りせず、
しっかりとファンに支えられて
活動を続けられている人が、
活動を続けられているのだと
思います。

コロナ禍も
頑張ったことでしょう。

今も頑張っていることでしょう。

********

今はなんか・・・
そんな人たちには
道を譲った方が、
僕としても楽でいられる。

そんな氣もしているのです。

********

僕は、
CDが売れなくても、
ライブ活動が無くなっていっても、
「音楽」は続けます。

出来ることを
やっていきます。

********

CDが売れる売れないとか、
次があるとかないとか。

「あの人、消えちゃったよね」
とか言われる
元有名人だって、
ちゃんとどこかで暮らしています。

犯罪や、薬物に
仮に身を落とすような人がいても、
必ずそんな人の側にも
誰かがいるんです。

本当に消して済むならいいけど、
僕らの隣には、
必ずそんな時代を共にする隣人がいる。
ということを忘れないように。

*********

今、時代は
「聴きたい方は聴いてください」
「ご自分の感覚で
世界と出会ってください」
といった姿勢で、
僕の創った音楽たちも
縁があれば
インターネット上で
聴くことができます。

僕も、
僕の自由に、
様々なコンテンツと出会わせてもらったり、
触れる世界を、
僕自身の感覚で
楽しませてもらっています。

自己アピールはほどほどに、
唄って、踊って、
健やかに
日々、生きていける現実が
何よりだと思います。

演奏ツアーも
これはこれで何かのご縁。

楽しんでこようと思います。

平魚泳の詩、音楽は
こちらから。
各ストリーミングサービスを通して
聴くことができます。

今は3作品かな・・・

それで、もし、
このnoteをご愛用の方は
こちらから
マガジンで音源販売もさせてもらってます。

ストリーミングサービスからだったら
もちろん、無料で聴けます。
サブスクで有料で聴いているのなら、
ストリーミングサービスの各社に
月額の定額の収益が入ります。

アーティストには
微々たる収益を分けてもらえます。
数十円・・・みたいな世界です。

でも、
そこを嘆くのは、
多く聴いてもらえているアーティストが
「見合わない」と言って嘆くところなんだよね。

他にもyoutubeチャンネルにも
たくさん聴けるようにしています。


noteから買っていただけたら、
一番、お金の収益になります。

でも、
もう、
お金で価値を測ったり、
さらには価値付けで
価値を測ったりする世界観から
脱出していけたらな。

そして、
みんなもそんな風に
想い始めているんじゃないかな?

なんて思っています。

消費税や、重税に反対する政治家の声も、
どちらかというと応援しますが、
なんか、その、
抵抗して、
「もっと社会の金回りを良くしろ!」
って意見も、
お金のチカラには従ってるよね?

もう、出来るだけ、
お金で暮らしを回さない生き方を
探した方がいいんじゃないかな?

土があり、水があり、
命を育み、命に生かされる。

どちらかというと、
田畑、草木を燃やし、暖を取る。
そんな暮らしをしています。

*********

売れなくても、
僕は生きてます。

評価されなくても
僕は生きています。

僕は
僕で出逢う世界を
楽しみます。

出逢うご縁が
僕の一番高い評価です。

お気に入りの「僕」で出逢うご縁が
一番、世界を輝かせてくれます。


追記:
他にも過去作品で
noteに有料マガジンで販売している作品たち
あります。


うたが、音が、言葉が、 もし心に響いてくれたなら サポートいただけたら嬉しいです。