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吉野家のオペレーション変化からの考察

私は学生時代から牛丼屋のヘビーユーザーです。家族と一緒に居る際はメニューが豊富でテーブル席も多いすき家に行くことが多いのですが、自分一人の時は断然吉野家です。

私が普段行っている吉野家ではここ最近オペレーションに変化がありました。一つはオーダーが座席でのタッチパネルになったこと。もう一つはタマゴを自分で割るようになったことです。

なぜタッチパネルが導入されたのか?それは外国人の店員が増えている中でオーダーの聞き間違えを防ぎ、店員の言語ストレスを減らすためだと思います。またオーダーする立場としても外国人のお客さんが増えている中で、沢山の写真が付いているメニューを見て安心してオーダーをすることが出来ます。お客さん・店員共に外国人が増えている中でミスやストレスを減らすための取り組みなのでしょう。
個人的には吉野家では基本的に牛丼とタマゴ以外は頼まないので(たまにサラダも)、タッチパネルが導入されたことでオーダーするのに時間が掛かり煩わしく感じています。しかし、何となくタッチパネルを眺めていることで吉野家にも定食メニューが充実していることに気付くこともできました。

もう一つの変化であるタマゴですが、かつては店員が割った状態で出してくれました。しかし最近は殻付きのタマゴが出てきて、自分で割らないといけません。ハッキリ言ってこれも煩わしいです・・。なぜそうなったのか?これも店員のストレスを減らす取り組みではないかと思います。根拠になる統計が見つからないために仮説になりますが、最近の若者はかつてより料理の経験値が少ないのではないかと思います。共働き家庭が増えたことで自宅で料理すること自体が減っていますし、冷凍食品やテイクアウト、宅配サービスなど便利な商品・サービスが増えました。そのような環境の中で料理の経験値が少なく、タマゴを割るということ自体がストレスになっているのではないかと思います。

タッチパネルもタマゴも人手不足の世の中での変化だと思います。個人的には煩わしさを感じることがありますが、低価格で美味しい牛丼を維持してもらえるのであれば多少は我慢しようかなと思っています。

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