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問いの力は人生を変える:「独学の地図」読書感想文

 「独学の地図」という本をAudibleで聴いた。家事をしながらで聴いているので、さ~っと内容が流れていってしまうのだけど😅、最も印象に残ったのは「問いには2つある」ということ。1つは「人から与えられた問い」。もう一つは、「自ら作る問い」。

 これはどういうことかというと、本文中に分かりやすい例で書かれていた。例えば学校で先生から出される問題は与えられた問いになり、夏休みの自由研究は自ら立てる問いになる。
 自ら立てる問いというのは、本当に大事だと思う。自分は何を知りたいのか。それは、自分や自分の人生と向き合うようなものだったり。取り組むものの結果を左右するものかもしれない。
 
 与えられた仕事はきちんとこなしていたとしても、「自ら問いを立て」、学んでいるだろうか。もし答えがYESで、成長を感じているという方がいたら、その方にはこの本は必要ないと思う。
 何かを変えたいが、問いの立て方が分からない。問いは立てるものの、成長をあまり感じられない。そういった場合は、この本は役に立つかもしれない。

 「独学の地図」は、ファスト教養では解決できないような問い、じっくりと腰を据えて取り組むべき問いとの向き合い方が書かれていた。
 私自身、10年前の自分はこの歳の私が小説を書いて出版社の賞に応募しようとしているなんて考えたこともなかった。これは数年前の私が、この先の人生をどんな風に送りたいかと自分に問いを立てた結果だといえる。
 どのような問いを立てるかで、みなさんの未来も変わるかもしれない。

(Audibleで聴くと、本も読みたくなるのは毎回のことです😅)
 

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