マルチバース に、思う、、、


スパイダーマンみて思ったこと
二週間くらい前に新しいスパイダーマンをみましたが、なんか特に感想もなく、もともと「スパイダーマンシリーズ」は「入ってこない」映画だったのですが、まあ、話題ということもあり、みてみました。
いわゆる「平行世界」というか、昔読んだアシモフの「神々自身」という小説に出てきた「平行宇宙」という概念に基づいて作られたお話でした。映画中、これを「マルチバース」とよんでいました。
作品については、このシリーズはまったく「僕には入ってこない」ので感想などはまったくありませんが、この作品に関係なく、この「マルチバース」について考えてしまったので、、、特に意味はないんですが、ここで書いておこうかと思いました。
おもったのは、リアルにお会いする人々とお話をすると、それぞれみなさん、かんじている「リアル」が違う、、ということに気付かされるのです、、、センシティブな例ですが、わかりやすいのであえて書くと、「ワクチンを地球人はみんな打たなければ、世界は滅亡する」というリアルを生きている人と「ワクチンを打ったら死んでしまうので、何か大きな地球規模の悪い奴らの悪巧みにはのってはいけない、ワクチンを打たないものだけが生き残るのだ」というリアルを生きている人がいて、僕個人としては、どちらを擁護するわけでも、批判するわけでもないんですが、、じつはすでに、この次元にかぎっても、すぐとなりに「マルチバース」は存在する、、、という現実を感じるのです。ま、これはワクチンにかぎった話ですが、ほかにも、本当にたくさんの「マルチパース」が同じ次元に存在していて、多種多様、人付き合いのテクニックとして、その人はどの「マルチバース」に属しているのか、をよく観察して会話していく、というのがあると思います。
 まあそこで、なにがおこるのか、というと、ちがう「マルチバース」を生きるものが接触すると、対立やいがみ合いがおこって、それぞれの「正義」によって傷つけ合う、みたいなことが、現実に起こっている、と僕の目には映ります。これは「コロナ」が始まってからの話でもなくて、実は伝統的に人間社会に起こってきたことのような気がします。ただ、コロナ禍によって増幅、加速化、そして可視化したのはあると思います。
自分と違う「バース」を生きている人とはかかわらない、おなじ「バース」に生きる人だけが集まって生きていけば平和でしょ、、という考え方があります。格差や分断の何が悪いの?? いいじゃん、、という考え方です。僕もこの考え方には大方賛成です。しかし、重要なことはここからかくことですが、実は現在のインターネット社会では「マルチバース」は、コントロール可能、作り出すことも可能、というおそろしい事実です。つまり、われわれが普段「リアル」だと感じている「情報」のほとんどは「人為的に作られた情報である」という事実があるのです。ここで何言ってるかわからない人は、ハラリの本でも読みましょう。
ここで意識的にしなければならない作業がでてきます。
まどろっこしくてすいません、、、自分に対するメモみたいなものなんで、、、
ひとつ、自らが「リアル」とかんじている「マルチバース」を「マルチバース」として意識する。
ひとつ、その「情報」はどこからくるのか、どのメディアか、何をしているどんな誰が言ったことなのか、意識する。
ひとつ、深層心理的に、自らが嫌悪感を持つもの、考え方、いったいじぶんはどんな誰を傷付けたいと思っているのかを明確にする。
ひとつ、そういった自分の行動原理によって、一体誰がとくをするのかを意識する。
ひとつ、他の人、自分では到底理解のできないような「マルチバース」を生きている人たちも観察し、いくつかの「マルチバース」を分析せよ。
さいごに、それらの「マチルバース」をつなげる魔法をみにつけ、いろいろな意味での「利益」を生み出す努力をする。
まどろっこしくてすみません。。。

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