nakanehiraku

コピーライターです。書くテーマは決まっていません。わかることだけを、ほんとうのことだけ…

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コピーライターです。書くテーマは決まっていません。わかることだけを、ほんとうのことだけを、いつものことばで書くことが決まりです。2016年10月22日にはじめました。

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眠り。

ぼくは昼寝が好きです。休日の昼ごはんのあと、一時間くらい眠るとスッキリして気持ちがいいですよね。 みんな昼寝が好きなのかなぁと、特に根拠もなく思っていたんですが、昼寝が苦手な人もいるようで、ぼくの妻はまさにそうです。 妻は短い時間でスッと起きることが苦手みたいです。確かに朝も寝起きが悪い。それに夜、寝れないこともある。いつもの枕が使えなかったり、環境が変わったりしても眠れなくなる。我が妻は眠ることに関して悩み多き女性です。 一方、ぼくは夜、眠れないことはほとんどありませ

    • 受け手の工夫と、作り手の工夫。

      あるスマートフォン(ロールプレイングです)のゲームにハマってます。 通勤電車に乗っている時間や、帰宅した後は大体、そのゲームをプレイしていました。 ですが最近、ストーリーを進められるとこまで進めてしまって、やることが無くなってしまいました。早く次のストーリーが配信されないかと心待ちにしていますが、そうすぐに新しくものが出来るわけもなく。 そこで思ったのは、誰かがつくったものを楽しむだけだと、次々と新しいコンテンツを見つけないといけないということ(そうそう自分の好みにあるものは

      • 走り切るってことは。

        先日まで、仕事がぱっつぱつに立て込んでいました。毎日のように終電で帰り、週に一度は徹夜するような働き方を、2、3週間近く続けていた。 そんなときに、同僚の先輩から「走り切ることが大事だからね」と言われてしまいました。 聞いたとき、ハッとしました。 確かにその通りです。徹夜して、その時をなんとか、やり過ごしたとしても、最後の方になってダウンしてちゃ頑張った意味がない。 周りに混乱と負担を押し付けてしまうし、体を壊してしまうかもしれませんから。 ぼくはいま、33歳です。 いつま

        • その場に留まることすら努力がいる。

          きょうも終電だった。 今週を乗り越えば何とかなるような気もしているけど、まあなかなかキッツい。 こういう許容量を超えた忙しさだとか、体調を崩したりだとか、そういったきっかけで、今よりも向上しようという習慣は終わってしまうものだと思う。 それらを乗り越えて、続けることができる人だけがプロなんでしょうね。 今ある場所にいるためだけだって、前に泳ごうとしないと、後ろに流されてしまう。 体や心が優れない時は、休むことも必要です。でも、そこからどうやってすぐに、海に飛び込み泳ぎ始

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          末永くお幸せに。

          幸せは瞬間的なものだと思う。 結婚式のお祝いの言葉の定番として、“末永くお幸せに”という言葉があります。あれは、ずいぶんと乱暴な言葉だと思う。 幸せを感じるってのは、ほとんど奇跡みたいな瞬間を指すのであって、ずっと続くものではないと考えてます、ぼくは。 極端な話、たとえば結婚式の瞬間が幸せであれば、そのあと離婚しようがどうしよう構わないはずです。 まあ実際に離婚しようと思うようになる過程とかを考えると、割り切れない部分もあると思うけど。 まあ、とにかく幸せってのは、

          末永くお幸せに。

          地元の仕事。

          近所の本屋でのイベントで出会ったコピーライターの方と話をしてきました。 彼はぼくと同じ大学で、歳も近かったので、イベント会場で声をかけました。 ぼくは地方から東京に遠距離の通勤をしていて、コピーライティングの仕事をしています。一方の彼は、地元の仕事を中心に活動していて、つい先日フリーになったばかりです。 大学や地元の話もしましたが、大部分を占めたのは仕事の話。 彼の仕事の話を聞いてみると、クライアントは友人や顔見知り、少なくとも決定権のある人物に企画を提案しているようでし

          地元の仕事。

          人は大きい負荷に耐えられないけど、小さい負荷なら。

          広告制作会社に勤めていて、徹夜で仕事をしている人は、めずらしくない。今でもそこらへんたくさんいる。 最大手の広告代理店で事件が起こり、社会的に是正が求められているが、末端の下請け会社にいくほど、社員を守ろうという意識は薄くなり、取引先に対する力は弱くなる。そうすると相手の要求するムちゃ条件を飲まざるを得なくなる。 そういう労働環境ですが、ぼくは徹夜が苦手です。今の職場では、徹夜したのは2回くらい。徹夜すると、とうぜん眠くなるし、生産性も上がらない。昼間より仕事が進むのは、単

          人は大きい負荷に耐えられないけど、小さい負荷なら。

          静かにイチャついた方が、長続きするのでは。

          ぼくの職場は豊洲にある。そこから地下鉄を利用して通勤している。 地下鉄は夜10時をすぎると、あるグループの乗客たちで混みだします。 それはディズニーランド帰りのひとたち。閉園までずっと遊んでいたひとたちは、あるひとは興奮そのままにさっそく写真で思い出を振り返り、あるひとは体力を使い果たして、ミッキーの耳をつけたまま寝ていたりする。 あと目につくのは、ディズニーの延長でイチャつき続けるカップルだ。 見ていてものすごくイラつく訳でもないんですけど、ほとんどのカップルに対して、よく

          静かにイチャついた方が、長続きするのでは。

          ノーアイデアはイヤだ。

          忙しくてハイです。 仕事が立て込んでます。 次から次へと対処しないといけないことが出てきて、それにひたすら対処している状況に、ぼくはいます。 こういうとき、ぼくは一種の興奮状態にあって、目の前の課題をこなしていくことに面白みを感じてさえいます。 けれど、一歩引いた目線で見ると、修羅場を乗り越えるために体力と気力をすり減らしているだけで、たいして成長はできていません。 ただ単に限られた体を削っているだけで、もったいない体の使い方です。 "多忙は怠惰の隠れみの"って言葉は、

          ノーアイデアはイヤだ。

          なにをやりたいかクリアにしたい。

          自分が大事にしたいことって何だろう。 最近、その答えが欲しくてたまらない。 同じクライアントの同じカタログを3年間、つくり続けたせいか仕事に停滞感があります。 そして家では、子どもと過ごす時間を増やしたいという思い、妻が仕事に復帰する時期が近づいているということから、家庭と仕事に費やす時間のバランスを考える必要があると考えています。 ぼくが仕事に求めることを一言でいうと、どれだけイニシアチブを取れるか、だと思います。広告というのは、基本的にクライアントから受注する仕事です

          なにをやりたいかクリアにしたい。

          ノートはじめました(2回目)。

          すこし前まで、なんとか毎日続けていたnote。書くのを止めてしまってた理由はいくつかありますけど、欠かさず更新することを優先していて、もうほんと、読むに耐えない記事を量産しているような気がしていたからです。 といっても更新をやめている間に文章修行をして、読む価値のある記事を書けるようなったかというと、そんなわけはなく。 質に関しては諦めました。そもそも何のために毎日書いていたのかと、自分に問い返してみると、それは「頭のなかにある、ふにゃふにゃで何と表してよいか分からない考え

          ノートはじめました(2回目)。

          サングラスと筋肉。

          サングラスが苦手だ。 サングラスは夏の強烈な日差しに耐えかねて、今まで何度も欲しいなとは思っていたアイテムでした。 そう何年も思い続けても、購入に踏み切れなかったのは、ぼくの中でのサングラスが似合う人のイメージと、自分自身がすさまじくかけ離れているからだ。ぼくのイメージだと、ガタイが良く筋肉質で、引き締まった顔つきの人が、サングラスの似合う人です。 で、ぼくはというと、棒のようにやせていて、看護士だった伯母に肺気胸に気をつけなさいといわれるくらいに胸板も薄く、顔は良く言

          サングラスと筋肉。

          好奇心は、使い続けなきゃダメになる。

          このあいだ子どもと外で遊んでいると、道に落ちている石を、網目で覆われている排水口にひたすら落とすという遊びを始めていた。 大人からすると、どこが面白いのかわからないんですけど、どうやら、できるだけ大きな石を大きな音を立てて落としてみたいようでした。 10分近くそれを続けるのを、よく飽きないなぁと眺めていました。ぼくだったら2、3回やって次の遊びを探し始めると思います。 飽きるってことを、ぼく自身で考えてみると、年々ものごとに飽きやすくなってきています。同じ小説を繰り返し読

          好奇心は、使い続けなきゃダメになる。

          ホワイトアスパラの季節。

          きょう、ホワイトアスパラを買ってきました。 この時期しか見かけない野菜で、 大きいまま茹でで、ソースをかけて食べるとジューシーで美味しい。 緑のアスパラは一年を通して、スーパーで見かけます。茹でてマヨネーズをかけてもいいし、ベーコンと一緒に炒めてパスタにしてもいい、歯ごたえがあって爽やかな味がして、こちらも好きです。 いつも見かけるグリーンアスパラですけど、たぶん少し前までは、旬の季節にしか手に入らないものだったのでしょう。同じようにトマトやレタス、ナスといった、食卓のレギ

          ホワイトアスパラの季節。

          リラックスで、ストレス。

          ストレスをうまく解消するのって難しい。 家に帰って寝る、一人でコーヒーショップに入ってゆっくりする、 映画を見に行く、マッサージを受ける、美味しいものを食べる。 リフレッシュするための手段はたくさんあります。 でも、その中で心からリラックスできる方法は、 そこまで多くはない気がしています。 たとえば、ぼくはストレスがかかると甘いものが食べたくなって、コンビニやスーパーで、菓子パンや和菓子を買うことがよくあります。 それでストレス解消するかというと、そうでもない。 むしろ、

          リラックスで、ストレス。

          メガネ屋さんと、人の顔。

          このあいだ、いまかけているメガネを購入したお店に行ってきました。 子どもにメガネを思い切り曲げられてしまったので(メリメリと)、その調整のためです。 最後にお店に行ったのは、たぶん2年くらい前だったんけど、スタッフさんは、ぼくの顔を憶えてくれていたみたいで驚きました。 接客業務を職業としている方ってすごいです。ぼくは人の顔がぜんぜん憶えられませんから、こういうことがある度、すごいなぁと心底思います。 もっと人の顔を憶えようと努力したこともありました。ぼくは営業をやっていた

          メガネ屋さんと、人の顔。